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ナラティヴとダイアローグの時代に読むポー

辻和彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779129315
ISBN 10 : 4779129311
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ナラティヴ」と「ダイアローグ」を鍵概念にして、イタリア文学、仏文学、独文学、中国文学などの他領域の文学者や心理学、教育学、ジェンダー研究者といった異なる視点からポーという物語のなかに沈み込んだ「声」を照射する。「多様性の時代」に浮かび上がるポー!

目次 : はじめに―ポリフォニーへの扉/ 序章 “対談”ポーとヴォネガット―私たちはどこに向かうのか?(中山悟視×辻和彦)/ 第1章 分析的理性の暗転―E・A・ポー「アッシャー家の崩壊」とE・T・A・ホフマン「世襲領」再考/ 第2章 疫病と悪夢―マンゾーニ『婚約者』を通して「赤死病の仮面」を読む/ 第3章 アンドレ・ブルトンにおけるポーの位置と“崇高なるユーモア”/ 第4章 何がポーに小説を書かせたのか―特殊と普遍のあいだ/ 第5章 “対談”ウィリアム・ウィルソン―トランスジェンダーの視点から(町田奈緒士×辻和彦)/ 第6章 “対談”ポーの「黒猫」―近代的な「まなざし(視線)」(光田尚美×辻和彦)/ 第7章 “対談”ランダーの別荘―根源的自己への回帰の旅(山本智子×辻和彦)/ 終章 ツナミの記憶―エドガー・アラン・ポーと恐怖の彼方に/ むすびに代えて―新しい扉をひらく

【著者紹介】
辻和彦 : アメリカ文学。近畿大学文芸学部教授。広島大学大学院社会科学研究科修了。博士(学術)

山本智子 : 発達心理学。近畿大学教職教育部教授。奈良女子大学大学院博士後期課程修了。博士(社会科学)。臨床発達心理士。公認心理師

中山悟視 : アメリカ現代文学。尚絅学院大学総合人間科学系人文部門准教授。東北学院大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 亜済公

    学際的で面白い。

  • 氷柱

    1022作目。11月23日から。文学作品の背景や文脈について語られる一作。随分高尚な同人誌のような感覚であり、マニアック度が高い。論文&インタビュー集なので、お堅い内容ではあるが、所々素人にも拾える部分はある。このような作品を読んでいるともっと小説や映画に触れねばならないということを改めて実感させられる。

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