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恋するkabuki とってもおしゃれな歌舞伎ワンダーランド

辻和子(イラストレーター)

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408416533
ISBN 10 : 4408416533
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
辻和子 ,  

Content Description

お嬢さまこそ最強の恋愛兵器、昼メロも裸足で逃げる愛欲ドラマなど、歌舞伎に学ぶ恋愛力。おしゃれなイラスト満載で徹底解明。特に演目別のファッションチェックは必見。歌舞伎と着物と恋愛の達人になれる1冊。

【著者紹介】
辻和子 : イラストレーター。兵庫県西宮市生まれ。嵯峨美術短大ビジュアルデザイン科卒業。第1回池田満寿夫記念芸術大賞入選。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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カブキには、女のセツジツが詰まっている。...

投稿日:2010/12/11 (土)

カブキには、女のセツジツが詰まっている。 かわいい装丁をあなどるなかれ。 女子ビギナーの入門書だとナメてると、面食らう! 歌舞伎のストーリーを、登場するキャラクターの目線から分析した、ユニークな解釈本。 【古典の女】と化していた歌舞伎の女性像を、口語体のかろやかな語り口が、現代に通じる心理をついて、あざやかに見つめ直させます。 ・ヒモとお得意さまとの三角関係に悩むホステス。 ・チンピラ兄ちゃんに惚れたばっかりに、あれよと風俗まで身を落とす、元お嬢さま。 ・周囲の大反対を押し切って結婚したのに、実家の倒産から、どんどんダンナに邪険にされていく女房。 カブキ独特のおおげさなデフォルメをはがしてみると、その描かれ方って、実は超リアル。 このドタバタな世間で、女たちは切実に恋している。 芝居のなかでも、いま、現実でも。 著者のユニーク、かつ鋭い切り口に感嘆すると同時に、「ウソと真理」の皮一枚程のキワを見極めながら、それを一介の、おもしろいエンターテイメントとして成立させた歌舞伎戯作者たちの巧みさには、もはや舌を巻くしかありません。 さあ、恋したのなら、カブキに行こう。

oco さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちばっち

    歌舞伎の演目がたくさん紹介されていてどれから観ようか迷ってしまいます。助六が観てみたいなぁ。本朝廿四孝も気になる!ファッションチェックもあって着物の柄やその意味なども解説されていて初心者にピッタリでした。あらすじを登場人物に語らせるのも面白かったです。遊女を殺したらホステス殺人事件としてワイドショーっぽく解説しているのも良かったです。最後に役者の紹介もしているのですが中村獅童の『獅子だからこのヘアスタイルなのか?グラビアでの羽織はかま姿。一歩間違えると「荒れる成人式」だねこりゃ』に笑ってしまいました。

  • しいら

    興味はあるんだけどね。古典芸能とかなんとか硬いことを考えずに、宝塚的ミーハーで見てもいいんじゃないかな、って具合に心理的ハードルを下げてくれた。しかし恋愛ものには興味ない。

  • mytopgun

    会社の同僚に借りたのだけど、歌舞伎のハードルを下げてくれる、初心者マークにはありがたい本でした。そうかーミーハーでいいんだな(笑)。イラストも素敵だけど、登場人物にストーリーを上手く語らせる構成がこなれてる。この人、東京新聞の夕刊にイラスト描いてますよね。

  • かなり

    可愛くてとっつきやすい。

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