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戦艦大和発見

辺見じゅん

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758431231
ISBN 10 : 475843123X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
原勝洋 ,  

Content Description

沖縄特攻作戦に散り、三千余名の将兵とともに東シナ海に眠る戦艦・大和、四十年目の発見―。一九八五年夏の「海の墓標委員会」による、沈没位置の確認から戦没者の鎮魂・慰霊にいたる、戦艦大和探索の完全ルポルタージュに加え、大和の元乗組員百人の証言、建造時の設計秘話など、データとドキュメントで構成する巨大戦艦のすべて。太平洋戦争・悲劇の軍艦の姿が今、甦る。

目次 : 1 This is YAMATO(男たちの海へ―戦艦大和探索記/ 還ってきた大和―探索日録)/ 2 Remember YAMATO(俺たちの「大和」100人の証言)/ 3 Once more YAMATO(不沈艦大和を考える―設計秘話/ 忘れざる大和、沖縄の海 ほか)/ 4 YAMATO’S Data base(「大和」全データQ&A/ 超戦艦大和への道 ほか)

【著者紹介】
辺見じゅん : 富山県に生まれる。早稲田大学文学部卒業。編集者を経て現在、作家・歌人として活躍中。『男たちの大和』で第3回新田次郎文学賞、歌集『闇の祝祭』で第12回現代短歌女流賞、『収容所から来た遺書』で第11回講談社ノンフィクション賞・第21回大宅壮一ノンフィクション賞、『夢、未だ盡きず』で第9回ミズノスポーツライター賞をそれぞれ受賞

原勝洋 : 1942年生まれ。戦史研究家。法政大学法学部卒業。「文芸春秋」(昭和55年5月号)掲載の『暗号名ウルトラ 山本長官機を撃墜す』は現在、秘密解除され米国立公文書館に所蔵されている米軍資料『Yamamoto shotdown』ファイルの中に英訳化され収録されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • James Hayashi

    1985年、「海の墓標委員会」による沈没した戦艦大和の探索。委員長には著者、副委員長は阿川弘之、事務局長は辺見氏の弟である角川春樹。未確認であった大和の沈没地を確認し菊花紋章の写真も(巻頭にカラー写真)。2章では生存者の証言を元に戦歴から沈没までの大和を炙り出し、3章では設計主任により秘話が明かされている。またデーターベースではQ&A形式で設備、構造やらスペックを解説。「男たちの大和」と内容が異なるのか気になる。艦内での食事やトラック島で淋病と痔の検査があった事は興味深い。

  • 金吾

    大和の探索に始まり、大和に関していろいろな情報が入っています。第2章が良かったです。

  • ARIA

    たまたま無料で手に入ったので・・・内容は予想以上に詳細で、当時の大和がいかに高いスペックを誇っていたかがわかった。しかしその性能を活かすことなく特攻で沈んでしまったのは残念だ・・・兵器であって芸術品ともいえる、まさしく男のロマン戦艦である。

  • ささ

    今は亡き方々の証言、資料が詰まった本である。 今まで誰も確認できていなかった、大和を発見できたことは、本書でも触れられているように、何らかの導きのようにも感じられる。 海底でもろくも崩れ去った信号用のラッパは、今も海底で時を、命令を告げているのだろう。 『桜なんかが咲いていやがる』。これは生還し、日本へと帰るその最中、満開の桜を見た、ある兵士の言葉である。この言葉は、死地を見た人にしかきっと、正確には理解できないだろう。彼はその後、どうしたのだろうか。

  • 映画屋

    100人の語り以外、読むところなし。発見までの進捗報告は特に。

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