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「金正恩の北朝鮮」と日本 小学館101新書

辺真一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098251292
ISBN 10 : 4098251299
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan

Content Description

「金正恩の北朝鮮」と日本


2011年12月17日、金正日はあっけなく死んだ。これで金日成、正日と続いた北の「一人独裁体制」が終わった。弱冠29歳でカリスマ性のない正恩が、70歳以上の重鎮たちを抑えて独裁ができるわけがない。金正恩体制はどのようになるのか。また、その体制は長続きするのか、短命で終わるのか。これらを見極める節目が、正日の百日喪が明ける3月末以降、次々とやってくる。国民の生活を犠牲にして先軍政治を続けるか、改革開放に向かうのか。権力闘争からクーデタ、内乱が発生するか、食糧難から暴動が起きないか。


そんな北朝鮮から、拉致された人々を救うためにも、日本はどう動くべきか。
NO1北朝鮮ウォッチャーである辺真一氏が極秘情報も交えて徹底分析する。「北は体制維持に長けていて、ジャスミン革命を期待しても無理。ただ、金正恩は複数回の極秘来日経験があり、日本語を解し、かなりの知日派であり、日本にあこがれを抱いている。また、北が安心してつきあえる周辺国は日本だけだと知っている。今こそ日本は拉致問題解決を条件に関係改善を図り、北を対中、対韓のカードとして活用する、くらいの発想の転換をしてはどうか」と提唱する。




【著者紹介】
辺真一 : 『コリア・レポート』編集長。明治学院大学文学部英文学科卒業後、新聞記者を経て1982年に独立。朝鮮半島専門誌『コリア・レポート』を創刊し、現在にいたる。朝鮮問題(北朝鮮による日本人拉致問題など)のコメンテーターとして、テレビ、ラジオなど、各メディアで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    本書が出てからあまりにも事態が動いているから急遽読んでみた。本書での期待があった日本通のあの人が処刑されてて金正男は暗殺と情勢は少しずつ変わってきて今回の米朝首脳会談と一気に変わっているなぁ。

  • ひげおやじ

    辺真一さんの言うように北朝鮮と交渉してみるのもありかなという気もする。交渉上手の北朝鮮と上手く渡り合える人が日本にいればの話だが。

  • Keisuke Nakajima

    北朝鮮にとって日本は敵対国家ではあるが、金正日も金正恩も日本にお忍びで観光にきていたといのは事実のようだ。本書の主人公、金正恩の生母も大阪の在日朝鮮人だというのはほぼ特定されている。この近親憎悪的な感情も両国間の複雑怪奇な関係を象徴しているのではないか。日本人にとって絶対に実現しなくてはいけない拉致問題、制裁だけでなくからめ手を使って解決への道筋をつけなくてはいけないのだが…日本の政治の現状を考えると絶望的になる。泥をかぶる覚悟で交渉にあたる、それができるのが政治家なのだが。

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