モンベルという企業の成長などについては、他の本にも書かれているが、この本で興味深いのは、著者の人生についてだと思う。 クライマーだった過去は意外と知られていないと思うが、これは周知させた方が、登山用品販売に役立つと思う。 生きる時代が違う人には、景気も違うので、真似は出来ないが、好きなことを仕事に、一生懸命に、というのは、限度を超えなければ（強制など）、成長の棋院になると思わせられた。

経営の本として非常におもしろい。 アメリカ進出もするが、技術を盗まれる。 そこで裁判で戦う。 会社が小さくても、戦わないと、盗まれ続け、負け続けるから。 そこまで強い医師と行動力を持った経営者。 そのため、言葉が強すぎ、鼻に付く部分もあるかもしれない。 しかし、モンベルがよくわかる。