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文章のみがき方

辰濃和男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004310952
ISBN 10 : 4004310954
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2007
Japan

Content Description

いい文章を書くために、作家・文章家たちは何を心がけているか。漱石・荷風から向田邦子・村上春樹まで、幅広い人々の明かす知恵を手がかりに、実践的な方策を考える。ロングセラー「文章の書き方」の姉妹編。

【著者紹介】
辰濃和男 : 1930年東京に生まれる。1953年東京商科大学(一橋大学)卒業、朝日新聞社入社。ニューヨーク特派員、社会部次長、編集委員、論説委員、編集局顧問を歴任。この間、1975‐88年、「天声人語」を担当。93年退社。現在、ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    自己採点▲I.基本的なことをいくつか:毎日書く:4,書き抜く:2,繰り返し読む:5,乱読をたのしむ:5,歩く:4,現場感覚をきたえる:5,小さな発見を重ねる:4,▲IIさあ書こう:辞書を手もとにおく:5,肩の力を抜く:1,書きたいことを書く,5,正確に飾りげなく書く:2,借りものでない言葉で書く:2,異質なものを結びつける:4,自慢話は書かない:1,わかりやすく書く:2,単純,簡素に書く:2,具体性を大切にして書く:2,正確に書く:4,ゆとりをもつ:1,抑える:1http://bit.ly/10CJ7MZ

  • クプクプ

    2007年出版の本。著者は1930年生まれで、朝日新聞社に入社し、「天声人語」を書いていた方。西加奈子の「さくら」の話題から、二葉亭四迷が漢詩が好みではなく、落語をヒントに小説を書いた話まで、幅が広かったです。ニュースでアナウンサーが使用している言葉を文章で使うと効果が落ちる、方言を使うと文章が生き生きする。太宰治にも初期の小説で方言を使った名作があるそうです。また、近年は名詞が重視されているが、もっと動詞を数多く使うべきとも書いてありました。基本的なことも書いてあるので耳が痛かったですが読んで満足です。

  • molysk

    いい文章を書くために、作家・文章家たちは何を心がけているか。天声人語の担当であった筆者が、古今の文筆家が明かす知恵から、考えたこと。いい文章の条件には、平明、正確、具体性、独自性、抑制、品格など、大切な要素がたくさんあるが、いちばんの条件は、これをこそ書きたい、これをこそ伝えたいという書き手の心の、静かな炎のようなものだ、と筆者は思う。本書は、執筆中と推敲時だけでなく、日常の中での留意点もまじえて説く。いい文章を書くための道は、果てがないが、地道に書き続けていこう。渾身の気合で。そして、肩の力を抜いて。

  • 文章のみがき方より、名著からの引用への考察や、作家さん方の文章に対する考え方が面白かった。文章は、物事を見る目、伝えたい熱意が大切。自分が自然に驚いてみせなければ、その驚きを子どもに教えることはできない。巧みな文章よりも、自分にしか書けない視点がある文章を。自分をみがくことが、文章をみがくことに繋がる。ということのよう。精一杯書くことと、背伸びして書くことは違うと気が付いた。川上弘美さんが「元気が出ない回路にはまってしまったときには、特にありがたい本」という武田百合子さんの「富士日記」、読んでみたい。

  • みき

    朝日新聞の天声人語の担当者を何年にも渡り務めてきた辰濃さんによる文章のみがき方についての本。誰しもが文章を上手く書きたいと思い、誰もが上手くならない(笑)最終的には上手くなろうと思って書き続けるしかないんだろうなぁということが分かる本。この本の面白いところは文章を上達するためのテキストと読んでも面白いが例文が名文揃いなので普通に読んでいても楽しめるところ、そして自分の文に苦労する作家の生の文も読めるところ。名作家と呼ばれる人も自分の文が気になって仕方ないんだなぁと、ある種の親近感が湧きますね。殿堂入り本

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