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大阪市電が走った街今昔 水の都の路面電車定点対比

辰巳博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784533036514
ISBN 10 : 4533036511
Format
Books
Release Date
November/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

路面電車の走った風景を定点対比するシリーズ。今回は日本で最初の市電「大阪市電」の走った街。大阪の街の歴史やエピソードもふんだんに盛り込む。

【著者紹介】
辰巳博 : 昭和2年、大阪市阿倍野区生まれ。兵庫県西宮市在住。昭和25年大阪大学工学部電気工学科を卒業して大阪市交通局に就職し、大阪市電および地下鉄の車両技術を担当。特に昭和44年の大阪市電全面廃止時には、幹部職員としてその幕引きに奮闘。昭和47年に同局森之宮車両工場長から大阪市立電気科学館長に転任し、昭和57年に定年退職。現在、伊丹市立こども文化科学館顧問

福田静二 : 昭和24年、京都市上京区生まれ。現、京都府長岡京市在住。市電交差点のすぐ近くに生まれ、市電のクロッシング音を耳に育つ。学生時代は蒸気機関車を中心に、各地の鉄道の撮影に熱中する。現在もその余韻を楽しみつつ鉄道写真の撮影を続ける。勤務先の印刷会社では、編集制作の仕事を行う。本書では、編集と現状の撮影を担当。同志社大学鉄道同好会OB会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えすてい

    大阪は何でも東京の半分とあり、確かに路線距離も車両数も都電の半分だったが、サービス面や合理性では大阪市電の方がはるかに上である。車両も、狭幅の都電に対し大阪市電は車幅が広く車掌も往来しやすく客も乗降しやすい。昭和の不況期には車体を小型化した801形という世界初の前後非対称ドア配置車両を量産し車掌節減と乗降効率化を図る。台車もコイルバネを多用した大阪市電型は乗り心地も極上だという。トロコンも大阪市電の発明品であり、ドア配置とともに全国の路面電車に拡散。しかしその徹底した合理性も車には勝てなかった。

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