Books

「腸内細菌」が健康寿命を決める

辨野義己

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797680683
ISBN 10 : 4797680687
Format
Books
Release Date
February/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2万人のウンチを調べてわかったこととは?

腸内細菌の研究ではウンチの分析が欠かせません。およそ半世紀にわたってウンチと格闘し続けてきた著者の研究人生は、まさにウンチと一心同体!? 
本書では研究秘話とともに、腸内細菌と健康・美容に関する最新知識をご紹介。腸内細菌がいかに健康と深く関わっているのか、理想のウンチの作り方から研究の最前線まで、楽しみながら健康知識を高められるオモシロウンチエッセイ!


【内容の詳細】
腸内環境と健康や美容との密接な関係が知られるようになった昨今、腸内環境を司るのは腸内に棲む細菌であることも広く認知されています。
しかも「第二の脳」と呼ばれ、考える臓器としての役割も徐々に明らかになりつつあるなど、その重要度は増すばかり。そんな腸と腸内細菌を半世紀にわたり研究し続けてきたのが著者の辨野義己先生です。

腸内細菌研究の現場では、排泄物=ウンチの分析が欠かせません。著者の半生は、ウンチとの格闘の歴史そのもの! 
いかにしてウンチを入手するか、がん患者のウンチを飲んでしまった、自らの肉体を使った人体実験、メロンの香りのするウンチ……。その研究の裏側にはエピソードがつきません。

本書では、腸内細菌のチカラを知り尽くす著者が、その爆笑研究秘話とともに、腸内細菌に関する最新の情報をわかりやすく解説。理想のウンチの作り方や、ダイエットと腸内細菌の関係、新型コロナウイルスへの腸内細菌的な対抗手段など、実用的な事例の他、約2万人分のウンチを分析して初めてわかった最新の研究結果は必見。また、腸内細菌研究における歴史と最前線、腸内細菌の未来まで縦横無尽に語りつくす数珠のウンチエッセイです。


【トピックス】
・培養法 vs. 遺伝子解析
・腸こそ「第一の」脳だった!
・新型コロナウイルスに対抗する腸能力
・腸内細菌で10kgダイエット
・善玉菌、悪玉菌と「長寿菌」
・理想的なウンチの作り方
・乳酸菌を食べても定着しない!?



【目 次】
はじめに
第一章 腸内細菌研究との出会い
第二章 二一世紀は腸の時代
第三章 長寿菌と生活習慣
第四章 腸内細菌研究の最前線
第五章 新型コロナに腸能力で対抗する
おわりに


【著者略歴】
辨野義己(べんの よしみ)理化学研究所弁科技ハブ本部辨野特別研究室・特別招聘研究員。1948年、大阪生まれ。酪農学園大学酪農学部獣医学科卒業。東京農工大学大学院獣医学専攻を経て理化学研究所へ。1982年東京大学農学博士授与。およそ半世紀にわたって腸内細菌の生態と分類を研究し続けている。著書に『大便通』(幻冬舎)『100歳まで元気な人は何を食べているか?」(三笠書房)など多数。



【著者紹介】
辨野義己著 : 細菌学者。1948年、大阪生まれ。理化学研究所科技ハブ産連本部辨野特別研究室・特別招聘研究員。酪農学園大学酪農学部獣医学科卒業。東京農工大学大学院獣医学専攻を経て理化学研究所へ。1982年東京大学農学博士授与。およそ半世紀にわたって腸内細菌の生態と分類を研究し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • bonbon99

    著者は子どもが好きなうんちを研究してきた第一人者。腸は第二の脳と言われて、腸内細菌やオキシトシンなどの神経伝達物質に関わる臓器。まだわかっていない点が多く、これからのことが多いが、腸内のバランスが重要とのこと。悪玉菌・善玉菌やその他の菌との関わり。腸内環境によって、病気を引き起こすことがわかっており、運動や食事・睡眠が重要となる。やはりこの三つ。食物繊維と野菜を取り入れるのはマストとのことで、食生活は改善したい。

  • glaciers courtesy

    もう少し学術的な内容を期待したが、そのような内容ではない。「おわりに」にあるように「いままで書いてきた腸内細菌とウンチについての啓蒙書ではなく、私のライフストーリーとからめたウンチ物語」なのであった。感想としては腸内細菌に関してはまだまだ分からないことだらけなのだなあ、ということだ。雑学的には面白いネタはたくさんある。帝王切開で産道を通過しないで生まれた赤ちゃんは、母親の細菌をもらい受けない」とか「動物のなかでも便秘をするのは人間だけ」とかあるが、最大の知識は脳はもともと腸から生まれたのだ、という見解だ。

  • くらーく

    腸内細菌の詳細は、他の本を読むとして。研究者の人生って面白いねえ。どうして、酪農学園大学から理研に行ったのか。そして、現在は複数のスタートアップの顧問になっているのか。この分野の第一人者だものねえ。最初は極めて冷たい扱いだったのに。時代を読んだと言えば言えない事もないだろうけど、ご縁を素直に受け入れて、懸命に研究を進めた成果なんだねえ。さすがに、ウンチを飲んじゃった研究者はそうそういまい。

  • Go Extreme

    腸内細菌研究との出会い:理想のウンチとは ウンチの臭いと食べ物 腸内細菌のバランス 通り過ぎてゆく乳酸菌 21世紀は腸の時代:セカンド・ブレイン セロトニンが腸でつくられている! 腸内細菌と行動の関係 脳の大もとは腸 長寿菌と生活習慣:食生活と長寿菌の関係 脂肪の摂り方 腸内細菌研究の最前線:遺伝子解析という新たな手法 男女のウンチの違い 新型コロナに腸能力で対抗する:新型コロナウイルスと腸内環境 適正な免疫力で防御 免疫力のバロメーター 高い腸能力を求めて

  • Asakura Arata

    「長寿菌」を増やすために、切り干し大根を食べていきたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items