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蔵盗み古道具屋皆塵堂 講談社文庫

輪渡颯介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062930543
ISBN 10 : 4062930544
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan

Content Description

有能な手代だった益治郎は、主の息子に盗みの濡れ衣を着せられ小間物問屋を追われた。失意のあまり盗賊の誘いに乗り、怪しい古道具屋に転がり込んだ益治郎。盗賊たちは開かずの蔵に眠るお宝に狙いをつけた。だが店主からして小僧に店番を任せ釣り三昧、憑きものとがらくたばかりの皆塵堂に、お宝ってあるの!?

【著者紹介】
輪渡颯介 : 1972年東京生まれ。明治大学卒。『掘割で笑う女“浪人左門あやかし指南”』で第38回メフィスト賞を受賞し、講談社ノベルスよりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶち

    (再読) あっちでもこっちでも幽霊が出てくる怪談話なのですが、温かくて微笑ましいです。それは、登場人物たちのキャラクターが優しいから。この巻のタイトルからも分かるように、盗人が皆塵堂の蔵に目をつけます。その盗人にそそのかされた新しい登場人物が皆塵堂に奉公人として働き始めます。彼の古道具の整理片付けで、あの蔵の入り口まで辿りつくのさえ難しった蔵が、今回開けられたのです。何が収められていたかは読んでのお楽しみです。人形に取り憑いた物の怪の正体が判明したときには笑っちゃいましたよ。

  • papako

    今度は皆塵堂が狙われる?身に覚えがないのにお金を盗んだと首になった手代の益次郎が盗賊の引き込みとして皆塵堂に。しかし蔵にたどり着けない!そして太一郎が皆塵堂に近づけない間に、益次郎は自分の過去と向き合っていた⁉︎犬黒堂って!このタイトル入力するとき『みんなごみどう』どんなお店なのか、すごく気になる。

  • くりきんとん99

    再読。やはり何度読んでも面白いこのシリーズ。復讐を誓いながらも皆塵堂でしっかり働いてしまう益治郎。その益治郎に近づくことができない太一郎。そんなことをできてしまう鮪助がすごい。盗賊のために皆塵堂の片付けをしたけど、結局自分のためになった益治郎。結局そのために皆塵堂へ務めることになったんだろう。さぁ、次も読もう。

  • sin

    またまた主役を変えて…今回は曰く付きで潜り込んできた男。前巻では道具屋の若旦那が快刀乱麻("⌒∇⌒")の活躍でお得意の因果鑑定だったが、不思議と店に寄り付けない?はてなと思いきやなるほどの結末!とは云うもののお役人にはどう説明したのやら(≧∇≦)それでもやっぱりこいつはおもしれぇや

  • ton

    4作目を偶然、初めて読んで以来、1作目からそれぞれ2回ずつ読んでいる。面白いよ、このシリーズ。すっかりこのコワ面白い世界にハマってしまいました。 鮪助は、障子を自分で開けて入って来るどころか、閉めるとは!大したものです。今回は全体を通して、巳之助のオチ%I効果に笑いました。 峰吉の相変わらずの現実主義が、良いバランスを保ってますね。まだ小僧なのに!

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