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祟り婿 古道具屋 皆塵堂 講談社文庫

輪渡颯介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062936682
ISBN 10 : 4062936682
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2017
Japan

Content Description

怪しげな曰く品を扱う皆塵堂で、連助という男が働き始めた。だがこの連助、幽霊や呪いや祟りの類を絶対に信じようとしない。幽霊が見える太一郎などは天敵だ。連助の婿入りが決まっている紅白粉問屋六連屋では、なぜか跡継ぎの婿が次々と早死にしていた。主の伊平次らは、祟りの正体をつきとめられるか!?

【著者紹介】
輪渡颯介 : 1972年東京生まれ。明治大学卒。『掘割で笑う女“浪人左門あやかし指南”』で第38回メフィスト賞を受賞し、講談社ノベルスよりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ぶち

    幽霊や呪いの類をまったく信じないばかりか、幽霊が見える太一郎を敵視する男、連助が皆塵堂に押しかけ奉公人としてやってきました。連助がそこまで意固地に幽霊や呪いを遠ざけているのには、深い理由があったのです。 その理由を知った太一郎、皆塵堂の面々、巳の助らの温情あふれる振舞いに、読んでいてこちらも温かい気持ちに。それにしても、最終的に解決策の提示をしたのが猫の鮪助というのが、鮪助ファンとしては嬉しい限りです。

  • papako

    今回は幽霊を信じない、いや信じたくない男、連助が皆塵堂にやってきた。馬鹿にされた太一郎は怒っているのに、連助のために呪いをどうにかしようとする。巳之助は相変わらず。今回は峰吉の出番が少なくて残念。清左衛門、伊平次の2人が結構頑張った。最後の巳之助の言葉がけっさくです!これを読むためにシリーズ読んできたんじゃないかってくらいに最高に笑った!うん、このシリーズめっちゃ楽しい!最初のイメージから大違いだわ。

  • アルピニア

    シリーズ第五巻。大店「六連屋」に婿入りが決まっている「連助」が皆塵堂で働かせてくれとやってくる。連助は幽霊や呪いのたぐいを嘘や勘違いと断言し、太一郎を目の敵にする。それには深い事情が・・。見えていても気づかなければ見えていないのと同じ。周りの好意と苦労も知らずに・・。ひと癖あって、どこかとぼけた面々のでこぼこがうまく噛み合って何となく収まっていく感じが心地いい。(鮪助が教えてくれた)「呪いをもって呪いを制す」解決にホッとする。みみっちい意趣返しをたくらむ太一郎には苦笑。心が広いのか、狭いのか・・。

  • mihya

    皆塵堂シリーズ5冊目。今回は「幽霊なんて絶対いない」と豪語する連助が皆塵堂におしかけ奉公してくる。連助は嫌な奴ってイメージで終わった。みんな、良い人すぎだよ。 あとがきによると作者も「この物語は幽霊話」と念を押しているが、まあ結構は猫の話じゃないかって気がしてる。 『猫の胴は長い』覚えておくと役に立つことがあるかもしれない…らしい。

  • Richard Thornburg

    感想:★★★ シリーズ第5弾。  いつもの面々に加えて、今回はいつもと趣向を変たアンチゴースト派の連助が登場。  言葉はトゲトゲしいのですが、幽霊や祟りの類を信じない(信じたくない)理由はごもっとも。  いつもの面々はそんな連助を災厄から守ろうと奔走しますが、連助の態度は最後まで変わりませんでした。  ドタバタ劇の中で見せる巳之助の言動は群を抜いて面白いですね。  キャラ的には結構好きかも。

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