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欺きの童霊 溝猫長屋 祠之怪

輪渡颯介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062207904
ISBN 10 : 4062207907
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2017
Japan

Content Description

溝猫長屋で亡くなったお多恵が祀られた祠をお参りして以来、忠次ら四人は幽霊を「嗅いで」「聞いて」「見て」分かるように。銭の入った巾着袋を失くした銀太は、幽霊を見たせいにしようと空き家に忍び込むが、そこに本物の幽霊が…。またある日、留吉が路地を歩いていると、愛らしい女の子に手招きされた。その子の正体は?それらの出来事は、銀太に「芸がない」と言われた、お多恵と関わりが?銀太の心ない言葉が、お多恵の怒りを招く?

【著者紹介】
輪渡颯介 : 1972年、東京都生まれ。明治大学卒業。『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、講談社ノベルスよりデビュー。怪談と絡めた時代ミステリーを独特のユーモアを交えて描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 九月猫

    溝猫長屋、第三弾。いつもと同じで、いつもと違う「嗅ぐ・聞く・見る」。災難は銀太だけにとどまらず、他の三人にも及ぶことに。弥之助親分と蓮十郎の活躍が大幅減、かわりにというわけでもないのだろうけど、長屋の猫・四方柾と、猫に比べて肩身の狭そうな犬の野良太郎が大活躍なのがうれしい。まあ、蓮十郎に関しては最後の最後で……(怖)季節ひと廻りが物語の終わりなのかな。子どもたちの巣立ちが近そうで少し寂しい。行く末が一番心配なのはお紺ちゃんだけど。

  • 那由多

    銀太が怒らせたせいで、通常とは違う順番で幽霊にあったり、二巡目に入ったりとイレギュラーかましてくるお多恵ちゃん。そこに箱から飛び出す箱入り娘、お化けより怖いと子供たちが慄くお紺ちゃんもやってくる。長屋のニャンコとワンコが頼もしく、蓮十郎先生の活躍はちょこっとだけ。先生が一番物騒だから、こんなもんでいいと思うんだけど。

  • みい坊

    様々な霊の登場でどんな決着になるのかと思ったら、やっぱりお多恵ちゃん、怒っていても子供達の味方だったね。いつも申し訳なさそうな野良太郎が賢い子で大活躍したことや、四方柾がすごく格好良かったのが嬉しかった。猫たちの悲しみはギュッと胸が詰まったし、お蕎麦屋さんの常連さんの霊も切なかった。シリーズ3作目。4人の子供達も長屋からの旅立ちが近い気配。少し寂しいけれども彼らの旅立ちを見届けたいと思う。お紺ちゃんはどうなっちゃうのかな。シリーズが進むたびに、お紺ちゃんの行く末が心配になってくるのです。

  • キラ@道北民

    シリーズ第3弾。悪ガキ四人組も読者もすっかり幽霊に慣れました。それぞれの役割を自覚し、仲間との結束を固めて早く解決しようとする成長ぶりを見て、終わりが近いのかなぁとしんみりしました。本編より、お紺ちゃんの行動力と蓮十郎の豹変ぶりが、先が全く読めなくて怖いです。

  • 真理そら

    四方柾と野良太郎の活躍が光った。もうすぐ四人組のうちの2人は長屋を離れそうなのでこのシリーズも終盤かな。このまま進むとお紺ちゃんもすごいことになってしまいそうだしね。『開かずの理由』は悲しいお話だった。蓮十郎の活躍?が少ないのが少し寂しかった。お増さんの両親や弟はもっと祟られるべきかも。

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