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怪談飯屋古狸 講談社文庫

輪渡颯介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065286395
ISBN 10 : 4065286395
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan

Content Description

看板娘のお悌が満足する怖い話を聞かせられたら飯が無代になる、という不思議な一膳飯屋「古狸」。奉公先を追い出された虎太は、鈴の音のような声に惹かれて、金も無いのに「古狸」に入り浸る。怪談も幽霊も苦手な虎太は、死神が棲むという長屋を探ることになり!?貧乏でそそっかしい虎太の恋は叶うのか?

【著者紹介】
輪渡颯介 : 1972年、東京都生まれ。明治大学卒業。2008年に『掘割で笑う女浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、デビュー。怪談と絡めた時代ミステリーを独特のユーモアを交えて描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • sin

    江戸っ子ではないようだがてやんでぇでべらんめぇなニートの若者はある日出会った一膳飯屋+菓子屋+蕎麦屋(笑)の看板娘に恋をする。但し、そうは気軽に外食の出来ない貧乏人、そこに思いがけない助け船、その店はある条件を満たせば呑み食いが無代になると云う次第で、その条件はでっち上げではない怖い話…実話怪談!?怖いが苦手な若者は惚れた弱みと無代飯の為に死神に憑かれた家に泊まることになってしまう。最後はやっぱり「猫かわいい」

  • 2作目先読みからの巻き戻し読み(⁠^⁠〜⁠^⁠;⁠)⁠ゞ故の「なるほど回収」含めて面白かった。語尾が江戸っ子じゃなくて「手塚治虫」臭がしたのは私だけ?(「ですぜ」とか) 「お父さん探すために立寄りポイントの怪談話がある所へ行く 」から、怪談話解決してなくても…。と思っていたら、ちゃんと最後でスルスル回収。良きよき(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)

  • ううち

    出先で購入。怖い話ができたら飯代がタダになるという飯屋が舞台。相変わらずコミカルな感じで軽く楽しめる。お悌ちゃんは天然か。

  • はっか

    一話一話の終わりが中途半端で解決してなかったので、なんだかなぁ〜と思って読み進めていたけれど、なるほどなるほど。終わりはきれいにまとまってた。

  • まぬけのまりこ

    いや、初っ端から虎太、馬鹿で分かりやすくて良いね。明るい怪談話。もう少し艶めいた陰りが欲しいところだけれど、頭使わず楽しく読める。え、お房さんの結末は?怪談だから投げっぱなし?と思ったら、最後につながって、それなりにすっきりした。

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