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影憑き 古道具屋 皆塵堂 講談社文庫

輪渡颯介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062937979
ISBN 10 : 4062937972
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan

Content Description

がらくたと曰く品が並ぶ皆塵堂の新たな居候は、紙問屋の大店の倅、円九郎。お目付役の清左衛門を嘆かせる放蕩ぶり。仕事はさっぱりで、悪友たちとつるんでは悪さばかり。その円九郎、皆塵堂では、黒い影や生首を見たりと、恐怖におののく日々。主の伊平次は、ここぞとばかり“荒療治”に踏み切るのだが!?

【著者紹介】
輪渡颯介 : 1972年東京生まれ。明治大学卒。『掘割で笑う女“浪人左門あやかし指南”』で第38回メフィスト賞を受賞し、講談社ノベルスよりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アルピニア

    シリーズ第6巻。御隠居が知り合いの放蕩息子「円九郎」を預かることになった。円九郎は、根は悪くないようだが気が弱く楽な方へと流される性質。ご隠居は円九郎を鍛えようと皆塵堂に送り込むのだが、円九郎は怖がりのうえ「幽霊が見える」ので、恐怖の日々を送ることになる。さらに太一郎によると円九郎には悪意を持った影が憑いているようで・・。しょうもない円九郎に対して突き放しているようでいながらそれぞれの立場で手を貸す皆塵堂の面々が心憎い。

  • mihya

    皆塵堂シリーズ6冊目。放蕩息子・円九郎aka役立たず。怖がりだし、不器用だし、楽な方に流されちゃうし、見えちゃうし。鍛えられて、きっと今度会う時にはマシになってることを願う。 今回も巳之助は大活躍。大活躍しすぎな感もあるけど…。 『霊に始まり猫に終わる』もう完全に期待しちゃってる。次回は白助(雌)の子猫たちに会えるかな。 あ、巳之助のお嫁さん問題を忘れてた。

  • Richard Thornburg

    感想:★★★ シリーズ第6弾。  今回は話のスタートからして変わっていて、大店の放蕩息子3人組の悪だくみからのスタートです。  その3人組の中でも気弱で怖がりの「円九郎」が本作での主役で、前半はとにかく取り柄のない円九郎サンのマイナスイメージをクローズアップ(笑)  その後、いつもの面々が一肌脱いで円九郎サンをバックアップし、円九郎サン自身もほんの少し成長してめでたしめでたし・・・って感じかな。 でも、円九郎サンは根っから心を入れ替えたようには思えないんだけど・・・  

  • Yu。

    今回は呪われし三人の放蕩息子のひとり 円九郎が自身を省み、すこぉ〜しだけ成長する様がなんともかんともなシリーズ第六弾。。おもしろい!といっても当シリーズの良さは物語の面白さだけではなく、前のゲスト陣もいつの間にやら準レギュラーとなり話を盛り上げていくという創りが魅力‥ さて次回で最終回らしいのだがダメ坊っちゃん円九郎はどういった活躍を見せてくれるのかな(*´ー`*)

  • HMax

    時代物猫話作家による霊に始まり猫に終わる「古道具屋 皆塵堂」シリーズ第六巻。今回は気が弱くて怠け者のくせに遊び人の円九郎を中心に話が進む怖いようで楽しい話し。何人にも恨まれてXXXXさせようと祟られたあげくに、幽霊になっても祟りが解けないという、何とも可哀そうな話しが気になりました。

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