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天涯の海 酢屋三代の物語 潮文庫

車浮代

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784267024023
ISBN 10 : 4267024022
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
車浮代 ,  

Content Description

\粕酢愛用中/モデル・冨永愛さん、絶賛!
「苦難と災害に立ち向かいながらも
受け継がれる想いに、心に火が灯るような活力を得る!
あぁ、日本の素晴らしさをまた知ってしまった。」

江戸後期。知多郡半田村(現在の愛知県半田市)で酒造業を営む、五代・中野半左衛門の急死により、婿養子に迎えられた三六(のちの初代・中野又左衛門)は、酒造りの傍ら、酒粕を使った粕酢造りを思いつく。いまや世界で愛される日本の「寿司-SUSHI-」。その流行の淵源となった「粕酢」に生涯をかけた、初代から二代、三代へと受け継がれる三人の又左衛門の物語。巻末に女優・高島礼子氏との特別対談を収録。


「歴史書であり、啓発書であり、企業書でもありますね。仕事に悩んでいる人に
読んでもらいたい本です」
「私はお寿司が大好きですが、酢飯に注目して食べたことはありませんでした。
これからは、酢の歴史にも思いを馳せて味わいたいと思います」
――女優・高島礼子さん(巻末の特別対談より抜粋)

【著者紹介】
車浮代 : 時代小説家/江戸料理・文化研究所代表。江戸風キッチンスタジオ運営。故・新藤兼人監督に師事し、シナリオを学ぶ。第十八回大伴昌司賞大賞受賞。国際浮世絵学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のりさん

    精々中酒の評価しか得られていない酒業より、粕酢に新たな名産の可能性を見出した先見は見事。成功に胡座をかかず、さらなる開発と郷土発展に代を重ねながら尽力する姿勢も見事。素晴らしい三代記だった。

  • かずぺん

    感動の名作に巡り合いました。人のために生きることが長く続けることの秘訣なのかもしれません。

  • Y...

    酢で知られるミツカン(愛知県半田市)の江戸時代の創業期の話。三代に渡る中野(後に中埜)家の酢に対して努力がミツカンの基礎を作った。そして初代・二代目・三代目と全て入婿にも驚いた。昔に邦光史郎さんの書いた企業小説を何十冊と読んで来て以来久しぶりに企業小説も良かったと思えました。

  • マツリカ

    盥の水の原理、水を自分のほうに引き寄せようとすると向こうへ逃げて、相手にあげようと押しやれば自分のほうに戻ってくる。この気持ちに近いものが、長く続く企業、組織の中には脈々と流れているものなのだろう。公共事業に身銭を切る、自分達の利益だけでなく、他者をも大切にする、素晴らしいことだな、と思います。みんな言ってるけど、ほんと、お寿司食べたくなりました。

  • マツリカ

    盥の水の原理、水を自分のほうに引き寄せようとすると向こうへ逃げて、相手にあげようと押しやれば自分のほうに戻ってくる。この気持ちに近いものが、長く続く企業、組織の中には脈々と流れているものなのだろう。公共事業に身銭を切る、自分達の利益だけでなく、他者をも大切にする、素晴らしいことだな、と思います。みんな言ってるけど、ほんと、お寿司食べたくなりました。

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