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したいとか、したくないとかの話じゃない 双葉文庫

足立紳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575527124
ISBN 10 : 4575527122
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
足立紳 ,  

Content Description

うだつのあがらない映画監督の夫に愛想を尽かした恭子は、内緒でシナリオコンクールに応募、見事に最優秀賞を受賞し脚本家デビューを果たすとともに、経済的にも精神的にも自立しようとする。一方、不倫相手に捨てられた夫の孝志は久しぶりに妻を誘うが…。発達障害の疑いがある息子の子育て、コロナ禍での不自由な生活に行き詰まった二人は、ついにぶつかり合うことに。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で注目の脚本家が描く、罵声飛び交う夫婦の愛憎劇。

【著者紹介】
足立紳 : 1972年鳥取県生まれ。日本映画学校卒業後、相米慎二監督に師事。脚本を書いた『百円の恋』が第一回「松田優作賞」を受賞。同作は日本アカデミー賞最優秀脚本賞も受賞する。『14の夜』で映画監督デビューも果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 海月

    単行本の頃から題名を知っていて文庫が出たのを発見し即買い。 人それぞれ感性が違うけど、自分は奥さんの方の考えが自分勝手で幼稚なのではないかと思う。主人公は大分低姿勢だし変わろうとしてると思うんだけどな。 内容は自分の家族と似たところがあり(子供が発達障害の疑いがあります)他人事とは思えずに読んでいました。この作者の日常的な内容はなんとなく好きです。

  • よっち

    浮気相手に捨てられた売れない脚本家の夫。夫に内緒で応募したシナリオコンクールで優秀賞を受賞し、外の世界に飛びだそうとする妻。夫婦のあり方や子育てのあり方を問いかける家族小説。コロナの状況下で発達障害気味の息子を抱えて、家事育児だけの生活の閉塞感がある状況を変えたいと思っていた恭子。妻の変化に戸惑いを隠せない落ち目の脚本家で気紛れな夫。すれ違って悪循環に陥ると、何とかしようとすればするほど裏目に出るのはよくあるな…と思いながら読んでいましたが、そんな二人が出したこの結論は現実的な落とし所だったんですかね…。

  • ゆう

    浮気してたダメダメ夫も腹が立つけど、この奥さんも全く同情できない。 終始イライラし過ぎ。いつもけんか腰で旦那さんが可哀想。 それより発達障害の子供の描写に考えさせられた。実際はもっと大変なんだろうけど、どう育てたら良いのか、悩んで自分もノイローゼになりそう。そっちの方ばかりきになって、そりゃ、したいとかしたくないとかどうでもいいわってなった。

  • ミクロかめ

    孝志ダメじゃん!と思いながら、全体的になんとなく納得できる部分もあり。思ってたより生々しい感じが多かったけど。すぐそこに繋がる!?って思っちゃった。

  • らいおねる

    久しぶりにタイトル買い。このセリフ言った男性は多いのではとか思ったけど使う場面がちょっと違ってました。正直、本の中では生々しいのは苦手で読み終わった後は真面目に生きたいと思いますね。奥さん視点がもうね、これ、どっちが悪いとかじゃなくて夫婦や人との関係性は本当に難しいと思いました。

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