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サイバー犯罪入門 幻冬舎新書

足立照嘉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344984608
ISBN 10 : 4344984609
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan

Content Description

世界中の貧困層や若者にとって、ハッカーは「ノーリスク・ハイリターン」の夢の職業だ。同時に、サイバー犯罪による“収益”を資金源とする犯罪組織やテロリストは、優秀なハッカーを常に求めている。両者が出会い、組織化され、犯罪の手口は年々巧みに。「気付かないうちに預金額が減っている」といった事件も今や珍しくないし、数十億円を一気に集めることも容易い。一方で、日本人は隙だらけ。このままでは生活を守れない!日々ハッカーと戦うサイバーセキュリティ専門家が、ハッカーの視点や心理、使っているテクニックを、ギリギリまで明かす。

目次 : 第1章 おいしすぎるハッキング・ビジネス(インターネットも自動車も、「これまでにない世界」へ連れて行ってくれる夢の乗り物/ これまでゆっくりだった進化が、突然、革命的に動く時 ほか)/ 第2章 サイバー犯罪の実態と背景(「セキュリティ」から、何を連想するか?/ ハリウッドの超大作に続々登場するハッキングシーンは、SFでなく現実 ほか)/ 第3章 サイバー犯罪ビジネスのテクニック(“マーケットとして”日本市場の魅力/ “マネタイズ”弱いところが狙われる―負の連鎖 ほか)/ 第4章 ハッカーの視点、ハッカーの心理(信頼と実績あるマルウェアを使って、間違いのないハッキングを/ 重要インフラである「電力会社」へのハッキングも、今や容易い ほか)/ 第5章 サイバー犯罪の展望、そして今後のアプローチ(「危険だらけの場所を、何も見えていないのに、猛スピードで疾走」している私たち/ 日経225のトップ企業でさえ、約4割がサイバーセキュリティを軽視している!? ほか)

【著者紹介】
足立照嘉 : サイバーセキュリティ専門家であり、投資家。国内外のIT企業の起ち上げから経営まで幅広く参画。千葉大学大学院在籍中に、IT系の事業会社を設立して以降、ニューヨークをはじめ、ロンドンやシンガポールを拠点に、2017年現在、30カ国以上で事業を展開。取引先には、Fortune Global 500にランクするような有名企業も多く含まれる。実地での経験も豊富で、サイバーセキュリティとサイバー攻撃に関して詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • k5

    佐々木蔵之介さん主演の「IP サイバー捜査班」ってドラマが好きだったんですよね。とくにIoT密室の会はミステリ愛に溢れた傑作で、、、というのはさておき、ドラマからの関心で読んだ一冊。これも上辺の話だけでなく、実例をふんだんに使った読み応えのある本でした。貧しい国の少年たちがサイバー犯罪で世に出でいく、というのも実感を持てる話ですし、もうちょっと勉強しようと思います。

  • as

    インド人のターバンはシグ教、カーストで職業分類がないIT。少年兵から少年ハッカーへ。セキュリティシアターも考え物。閾値が難しいフォルスネガティブとポジティブ。ランサムウェアの信頼はセキュリティ会社の自作自演。色々、勉強になりましたが一番は「cookieの語源はグリム童話のヘンゼルとグレーテルが帰り道を辿れるようにパンクズを落としていった逸話に由来する。」です・・・・・・って、これフェイクニュースかい!!

  • Humbaba

    ネットワークに繋がることで、様々なことができるようになる。そのようなメリットがある反面、繋がることで悪意ある相手から攻撃されたり、道具として使われる危険性も高まる。特に、細かく数%だけ盗まれたような場合、よほど注意深く見ていなければ気づくことすら出来ない可能性もある。

  • hiro2030

    ネットでスターターキットを購入すれば、さほどの知識はなくってもハッキングビジネスを簡単に始められてしまう現代社会。そんな時代なのに、日本のセキュリティ対策はお寒い限りであると著者は述べる。もちろん国・企業レベルでやるべきことは山ほどあるが、せめて個人でできる「見知らぬメールの添付ファイルを開けない」「金融機関等のパスワードは使い回さない」ぐらいは実践しなくてはと改めて思ったね。

  • Akira Suzuki

    今そこにある脅威を実にわかりやすく解説。日本国民老若男女すべからくこの本を読むべし。巧妙で容赦ない敵は最も弱くて無知で無防備な人間を攻めてくる。セキュリティ意識が低い人たちは被害者から加害者となる。一人の無知や無防備が関係する全ての人を不幸に巻き込む。恐ろしい世界になったものだ。

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