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絵本のつぎに、なに読もう? 幼年童話と過ごした日々

越高綾乃

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784780312263
ISBN 10 : 4780312264
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan

Content Description

子どもと本をつなぐためのヒントが詰まった、ブックガイドにもなるエッセイ集。「幼年童話に慣れ親しんだことが、長い読み物を読むためのステップになっていた」という著者が、そのころの気持ちを丁寧に振り返ります。『つぎに読むの、どれにしよ?―私の親愛なる海外児童文学』の姉妹編。

目次 : 冒険のはじまりはぬかりなく「エルマーのぼうけん」/ みんなのあおぞらようちえん「おおきなおおきなおいも」/ いつでも遊びに行ける場所「おひさまはらっぱ」/ 「悪い子」だからこそ愛おしい「きかんぼのちいちゃいいもうと」/ 読んでもらう楽しさ、自分で読む楽しみ/ 見守られている安心感「こぐまのくまくん」/ 大切なものはずっとそばにある「ジェインのもうふ」/ モヤモヤした感情の心強い代弁者「ちいさいモモちゃん」/ にんまり余韻に浸る「どろんここぶた」/ みんなと一緒に読んでもらうこと/ 「わたし、ちゃんと最後まで読めたよ」「はじめてのキャンプ」/ 紙とクレヨンがあったら、なにつくる?「ももいろのきりん」/ のんびり、ぽわぽわ へなそうるワールド「もりのへなそうる」/ ごっこ遊びの天才「ロージーちゃんのひみつ」/ 本とごっこ遊びの関係/ いつだって「これが私!」「ロッタちゃんのひっこし」/ こんなのアリ?型やぶりなヒーロー「ロボット・カミイ」/ 姉妹っていいな!「雪の森のリサベット」/ 「いまの自分」を映す存在「百まいのドレス」/ もう手に入らない本のこと

【著者紹介】
越高綾乃 : 長野県松本市生まれ。児童書専門店「ちいさいおうち」の一人娘。大日本絵画、評論社営業部を経て、現在、ちいさいおうちにて広報を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chiaki

    様々な幼年童話の魅力を幼少期の著者の体験と重ねて語られ共感すること多し!絵本から読みものへの移行期は読み聞かせてもらうのと、ひとり読みの混在した時期で、読みたい意欲が掻き立てられる貴重な期間。ここをどう過ごすかで長いお話への移行をスムーズにするということに納得。お話の世界観が日常との地続きであることも大事。語彙力覚束ない幼少期では到底説明のつかない悲しみや怒り、ほろ苦い経験も、お話の登場人物の体験とのシンクロで心強い理解者を得られる。この時期にしか味わえない読書体験を、次女にもっとさせてあげなきゃと反省。

  • 絵本と児童文学のちょうど中間地点に、幼年童話というカテゴリーがあることをはじめて知りました。子どもが読み聞かせをしてもらうステージから自分ひとりで読むステージへの移行期のブックガイドは、珍しいと思います。親が良い本を知らなければ、子どもは知る術がありません。自分の子どもには良い幼年童話を読む機会を与えたい、と思い、この本を手に取りました。結果、とてもよかったです。女の子向けの本が多めの印象はありますが、ベストセラーから今は絶版になっている幼年童話まで知れて、読みたい本がたくさん見つかりました。

  • joyjoy

    母に読んでもらった本、自分が子たちに読んでやった本、なつかしく思い出した。函もボロボロになった「ちいさいモモちゃん」、一生、手放すまい!

  • アカツキ

    「次に読むの、どれにしよ?」の読者からどのように長い物語が読めるようになりましたか?という質問が多数寄せられたと言うことで、そのアンサーとして書かれたブックガイド。絵本から児童文学に移行していく時に手に取ったという本を紹介している。著者の思い出が微笑ましくてほっこりした気持ちに。私が本を好きになるきっかけは母が週に1度童話を読み聞かせてくれたことだと思うから、本によい思い出と読書習慣を作るのが大事かなと思っている。下地ができていればあれこれ考えなくても子どものタイミングで読書にハマるんじゃないかな。

  • ris3901

    長野の児童書専門店で育ったとの著者がお勧めする定番幼年童話。 「もりのへなそうる」は幼稚園児には難しく、はじめは大人に読んでもらう本なのでは?と思っていましたが、著者も、同様にお考えだったことが印象に残りました。 22年6月初版

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