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いとみち三の糸 新潮文庫

越谷オサム

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101353647
ISBN 10 : 4101353646
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
********** ,  

Content Description

濃い津軽弁と小柄な体がトレードマークのドジッ娘メイド、相馬いとも高校3年生。三味線の腕前は相変わらず抜群、バイト先のメイドカフェではたるんだ後輩に鬼の指導(?)、一つ年下の鯉太郎への恋心も奥手なりに加速中。成長著しいいとの前に「受験」という名の過酷な試練が待ち受けていた。そしてついにやってきた、旅立ちの時―。まぶしすぎる青春物語、笑顔と感涙の卒業編!

【著者紹介】
********** : 1971(昭和46)年、東京生れ。2004(平成16)年、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作『ボーナス・トラック』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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一作目は傑作。 二作目は予定調和の水準作...

投稿日:2021/04/14 (水)

一作目は傑作。 二作目は予定調和の水準作。 それを引き継ぐ三作目の本作も二作目の延長上にある水準作です。 多分こうなるんだろうなあ・・・と予想する通りにストーリーが進みます。 ただ、嫌いじゃないですよ、この作品。

三浦大根 さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 相田うえお

    ★★★★☆17066 ハツヱファンとしては是非ハツヱさんの演奏を見たいな〜。津軽じょんがら節は多くの人が演奏してるけど、ゆーちゅ〜ぶにマジいとちゃんみたいな人いるね。さて、いとみち三の糸、いとちゃんも成長し進路もめでたし。まさかエディーがハツヱさんとこに来ちゃって三味線とギターのバトルをするなんてね。しかし、津軽弁難しいなぁ〜。「わんつか? だばって? たげめごい?」わからん!「ラストチャンス」も津軽弁がきついと「茄子とチャーシュー」に聞こえるのかぁ。当方、青森,弘前は行ったけど大鰐温泉にはいつか行くぞ!

  • おかむー

    文庫版で一年半ぶりに再読の『いとみち』最終巻。前向きな物語で満足ですよ。『絶品よくできました』。津軽弁コンプレックスにほぼコミュ障だったいとちゃんがメイド喫茶のバイトに応募してから3年間。いとちゃんも彼女を取り巻くひとびとも成長してそれぞれの道へ歩き始める■最終巻にふさわしい前向きな旅立ちの物語に、姪っ子の卒業式を見る気分でほほえましいやら目が潤むやら。次の世代に物語が受け継がれるエピローグも秀逸。ばばと“彼”のセッションはロック好きの著者がどうしても入れたかったエピソードなんだろうなぁ。

  • ゴンゾウ@新潮部

    高校を卒業し仙台の大学に進学をするいとちゃん。メイド喫茶のアルバイトを始めた頃は全く人と話せなかったのに本当に成長した。故郷津軽に賑わいを戻す為に新たな道にすすむ。その夢を支える周りの人々がとても暖かい。会話の中に飛び交う津軽弁が心地よい。大学生になったいとちゃんにまた、会いたい。とてもとても暖かい作品。

  • さおり

    「二の糸」を読んでから時間が経ち、残念な記憶力を持つ私は登場人物さえもあやふやな状態で、しかし「一の糸」から読み返すのも億劫で・・・とかいう感じでしばらく積んでいましたが。読んでみたら、まず出てきたのが智美からのお手紙でした。登場人物とこれまでのあらすじを自然と思い出せる親切設計!越谷さんありがとう!で。今作もいとちゃんはまっすぐでかわいくて、周りの人たちもあったかくて、やっぱりステキな物語でした。これからもいとちゃんを見守りたいけど、三味線は三の糸までなんだよねぇ。さみしい。

  • kotetsupatapata

    星★★★★☆ 文庫本再読 淡い初恋、家族や友達との別れ、進路や将来への不安と決断、そして故郷との別れ、、 と青春要素てんこ盛りの1冊。 内容はヤングアダルト向けかもしれませんが、我々親世代の人間が読んでも、とうの昔に忘れ去った大切な何かを思い出させてくれるストーリーです。 ラスト新青森駅での別れのシーンは目に浮かび、小生も目頭が熱くなってきました。 この先の物語の続きも知りたいですが、清々しい余韻を残したまま完結したままの方がいいのかもしれません 出会いと別れが交錯するこの時期にピッタリの本でした。

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