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大正時代の音楽文化とセノオ楽譜

越懸澤麻衣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867800096
ISBN 10 : 4867800090
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

西洋音楽と遭遇した大正時代、そこには楽譜があった!聴こえては流れてゆく「音」を五線譜で出版し、かつて一世を風靡したといわれるセノオ楽譜とは何か?そして、主宰者・妹尾幸陽とは一体何者なのか?楽譜の表紙を鮮やかに飾った竹久夢二との関係など、大正時代の西洋音楽受容の様子を活写する!

目次 : 第1部 セノオ楽譜、そして竹久夢二とその時代(セノオ楽譜とは/ 竹久夢二による表紙画の魅力/ 妹尾幸陽の音楽人生)/ 第2部 セノオ楽譜が伝えた名曲たち(『夜のしらべ』―三浦環とレコードと/ 『軍艦行進曲』―大正時代の軍歌/ 『歌劇「カルメン」ハバネラの歌』―帝国劇場、開幕/ 『歌劇「ボカチオ」恋はやさしい野辺の花よ!』―浅草オペラの栄枯盛衰/ 『歌劇「ミニヨン」君よ知るや南の国』―外国語の「歌」を日本語で ほか)

【著者紹介】
越懸澤麻衣 : 東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程および博士後期課程修了。博士(音楽学)。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学生としてライプツィヒ大学音楽学研究所に留学。現在、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学、東京理科大学、横浜市立大学、群馬大学、各非常勤講師。専門は、ベートーヴェンをはじめとする西洋音楽史、および日本の洋楽受容史。学術論文の他、『音楽の友』や演奏会のプログラムへも多数寄稿している。NHK‐FM「ベスト・オブ・クラシック」NHK交響楽団公演生放送のスタジオ・ゲストとして解説も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • YO)))

    出版された楽譜から大正期の西洋音楽の受容史を紐解くという趣旨の本で、めちゃくちゃ面白い。軍歌や唱歌から西洋クラシックの小品、当時の現代音楽であった本邦作曲家の作品まで、ラインナップの多様さに象徴されるように、ハイカルチャーなものと大衆的なものが画然と仕分けされるまでの過渡期であった時代に、様々な人が拘りや志を持って文化の発展に尽力していたことが伺えて感慨深いです。

  • kaz

    大正デモクラシーの頃の、独特の雰囲気が面白い。図書館の内容紹介は『「音」を五線譜で出版し、かつて一世を風靡したといわれるセノオ楽譜とは何か? 主宰者・妹尾幸陽とは何者なのか? 楽譜の表紙を鮮やかに飾った竹久夢二との関係など、大正時代の西洋音楽受容の様子を活写する』。

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