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落語ねこ

赤羽じゅんこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799902868
ISBN 10 : 4799902865
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

小五の七海が、おじいちゃんからあずかったのは、とんでもないデブねこ…だけど、あいきょうたっぷりのクマハチ。でも、このクマハチには、とんでもない秘密があって…「心のこり」から成仏しそびれ、飼いねこにとりついた、ドジな落語家と、小五の少女との笑いと涙の物語。

【著者紹介】
赤羽じゅんこ : 東京都出身。『おとなりは魔女』(文研出版)でデビュー。『がむしゃら落語』(福音館書店)で第61回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞。日本児童文学者協会理事

大島妙子 : 絵本作家。東京都生まれ。主な作品に『たなかさんちのおひっこし』『いがぐり星人グリたろう』(共にあかね書房)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chiaki

    デブ猫クマハチが愛嬌たっぷりで可愛すぎる!!おじいちゃんの入院中にクマハチを預かることになった七海。クマハチにはある秘密が隠されていて…親友のこずえとの誤解から始まりクラスで孤立を味わったり、苦い想いをする七海だが、クマハチのおかげで意地を張って迷子になっていた自分の気持ちに気付き、一歩踏み出すことが出来る。「なにより大事なことは、あたしたちが前よりもなかよくすること。」親友のこずえの前向きな言葉にも元気を貰える。クマハチに癒され、心の凝りをほぐしてくれる温かな一冊です。

  • スイ

    死後、成仏できずに猫に憑いた落語家と、友人関係に悩む小学生の女の子のお話。 設定がもう面白いよねえ! どの人物もちゃんと生きてる厚みがあってよかった。 ラストは意外性もあり、楽しめる作品だった。

  • 木漏れ日の下

    おじいちゃんが入院している間猫を預かることになった七海。この猫、とんでもないデブ猫で好物はあんこがたっぷりつまったたい焼き、名をクマハチという。おじいちゃんが言うにはこのクマハチにはある秘密があって。。。愛嬌たっぷりのクマハチが大島妙子さんの絵もあっててとっても可愛かった。七海がお友達とちょっとしたことから仲違いしてしまった七海。七海を励まそうとするクマハチがまた良かった。最後は落語らしく『おあとがよろしいようで』の終わり方で良かった。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    5年生の七海は、おじいちゃんの飼ってるデブねこ「クマハチ」を、しばらくの預かることになりました。公園で休けいしていたら、隣から変な声がします。しゃべるデブねこクマハチでした。実は、交通事故で亡くなった落語家が幽霊となってとりついていたのです。その落語家「如月亭 大福」が成仏できなかったのは、なぜか?また、七海もクラスメイトの女子たちとうまくいかず、ラインで悪口が広がってしまっている悩みが。  落語ネタもありながら、SNSでのいじめや情報の拡散など、現在の問題についても考えさせられる一冊。

  • かお

    おじいちゃんの飼っているデブネコには、交通事故で死んでしまった落語家の幽霊が乗りうつっている。なので、普通に喋ります。 はっきりものを言う性格のナナは、親友の事が書かれた変な手紙のせいで、絶交してしまい、学校生活がうまくいかなくなってしまった。 元落語家猫の生前の悩みを叶える代わりに、ナナの悩みも聞いてもらう。2人は、それぞれの悩み解決に奮闘する。 最後のオチは落語っぽくて面白かった😊 ナナと親友の仲違いの理由が、現代っぽくて怖かった。軽い気持ちが人を孤立させる。 ハッとする物語でもあった。

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