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サンスクリット入門 インドの思想を育んだ「完全な言語」 中公新書

赤松明彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121028129
ISBN 10 : 4121028120
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

仏や卒塔婆はもちろん、ジャングルもアバターも、語の起原はサンスクリットにある。紀元前4世紀ころにパーニニがその文法を完成させたサンスクリットは、プログラム言語のような厳密さと正確さを持つ。これによって多種多様な思想や文学作品が生み出された。日本にも仏教と共に伝わり、50音の配列はサンスクリット由来とされるように、その影響は大きい。「完全な言語(サンスクリタ)」の文法を学びながらインド文化の精華に触れよう。

【著者紹介】
赤松明彦 : 1953年、京都府生まれ。1976年、京都大学文学部哲学科卒業、1981年、同大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。1983年、パリ第三大学第三期博士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、九州大学文学部助教授、同大学文学部教授、京都大学大学院文学研究科教授、京都大学白眉センター長等を歴任。この間、京都大学大学院文学研究科長、文学部長、大学理事・副学長等を務める。京都大学名誉教授。Ph.D.(インド学)。専攻・インド哲学・サンスクリット文献学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Koning

    おそらくはは日本語で書かれたサンスクリットの教科書で一番カジュアルな1冊。巻末のインドの言語状況やサンスクリットから派生した言葉等はこの界隈に縁遠い人も楽しめるかも。そうは言ってもサンスクリットなので膨大な変化表とラテン文字表記に怖気づいても不思議じゃない。ゴンダ(と書かれちゃうホンダさん)本に手を出すならこっちで地ならしする方がいいかも?

  • チャーリブ

    ざっと眺めただけで、「読んだ」とは言えないレベル。昔、サンスクリットの入門書を片手にサンスクリット語「般若心経」に挑戦したことがあるが、三日坊主に終わった。今回は文法事項はほぼ無視して、タイトルや説明を読んだだけなのだが、これがなかなか面白かった。たとえば、過去の章は「菩薩は兎であった」、未来は「死ぬまで君と一緒にいよう」等々。「梵語というものは何年おやりになっても決してうだつの上がらないものでございます」と坂口安吾の『勉強記』で語られているそうだが、この著者はどうだろうか(笑)

  • takao

    ふむ

  • Rieko Ito

    サンスクリットはもともとあった言語をもとにしてはいるが、人為的に文法の体系が作られそれから逸脱することはないという。しかしそれにしては文法が複雑で、人為的に作ったのならもうちょっと簡単にできなかったのかと思ってしまう。本書は古典を読むことに目的を絞っているので挨拶の練習や、CDやDLファイルなどはない。語尾が変化したり単語がくっついたりしたやたら長い語を、分解して解読するのが主である。独特な言語だし独特な入門書だ。

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