Product Details
ISBN 10 : 4812222176
Content Description
フランスワインで育まれた、その土地らしさを示す概念「テロワール」。それは、人と土地をめぐるさまざまな人間の営みが作り出したものである。本書では、テロワールの歴史を辿りながら、シャトーでの現地調査やアジアの茶との比較を通じて、都市と文化のありかたを考える。
目次 : 序章 なぜテロワールなのか/ 第1部 テロワールとは何か(テロワール概念の成立と歴史/ 近世フランスにおける「テロワール」/ 近代フランスにおけるワイン法と都市ボルドー/ 近世トスカナにおける原産地呼称)/ 第2部 テロワールが息づくワイン生産の現場(サン=テミリオンとシャトーの歴史/ サン=テミリオンのワイン醸造所の敷地環境/ ボルドーのワイン醸造所の建築空間/ ダヴィド=ボーリュー家文書をひもとく)/ 第3部 テロワール概念の可能性(シャンパーニュのテロワールと産地の形成/ 宇治茶産地における生産と加工/ 台湾茶のテロワール、その「外と内」/ 日本茶のテロワールと輸出)/ 終章 テロワールが語ること
【著者紹介】
赤松加寿江 : 京都工芸繊維大学准教授、博士(美術)、西洋近世都市史
中川理 : 神戸女子大学客員教授、工学博士、近代都市史・建築史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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アメヲトコ
読了日:2023/06/05
あたおろち
読了日:2024/11/18
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