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失われた甲子園記憶をなくしたエースと1989年の球児たち

赤坂英一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062200417
ISBN 10 : 4062200414
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

選抜史上最大の悲劇には、続きがあった。決勝延長10回裏2死、上宮2‐1東邦、目前の優勝は、涙に霞んで消えた。悲劇の投手・宮田正直は、プロ入り後も大きな波乱の中を歩む。元木大介、種田仁ら球児と監督たちの、熱く眩しき野球人生。

目次 : ボールが逃げていく―1989年4月5日、甲子園で最も悲劇的と言われた決勝戦/ エースを襲った二度目の災難―1999年3月21日、福岡ドームの事故/ ボーイズリーグのでっかいやつら―女房役・塩路厚、好敵手・犬伏稔昌/ 青春の二遊間―セカンド・内藤秀之、ショート・元木大介/ よしと言うまで走ってろ―上宮高校監督・山上烈の情熱と鉄拳/ 反発し合う三遊間―一度も監督に殴られなかった種田仁/ 折れた歯を拾うな―東邦高校監督・阪口慶三に挑んだ雑草・高木幸雄の戦い/ 鬼の妻の背中―住み込みのエース・山田喜久夫が見たもの/ 山田490球、宮田454球―鍼を打ち、鼻血を噴いたエースたち、決勝までの4連投/ 跳ねた白球、光ったホームベース―東邦対上宮、延長十回裏の見えざる攻防/ 最後の甲子園―山上が怒り、元木が走り、すべては終わった/ ぼくを取ってください―エースがプロのスカウトに書いた手紙/ たった一度きりの対決、ダイエー・宮田対巨人・元木―1992年10月17日、黒潮リーグ

【著者紹介】
赤坂英一 : 1963年、広島県生まれ。1986年に法政大学文学部卒業後、日刊現代に入社。1988年より、スポーツ編集部でプロ野球取材を担当。同社勤務のかたわら週刊誌、月刊誌で、スポーツを中心に人物ノンフィクションを多数執筆。2006年に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ライアン

    1989年春。主砲元木大介率いる大阪上宮と左腕山田喜久夫擁する愛知東邦という当時の高校球界二大スターの対決となった選抜決勝は球史に残る悲劇的な幕切れを迎える。その時マウンドにいた上宮の2年生エース宮田は奇しくも10年後打撃投手中に頭部に打球が当たり昔の記憶を失くす…。上宮東邦両校の監督、選手の決勝それまでと、それからを綴ったノンフィクション。決勝は見れなかったけど2年連続で甲子園にやってきた彼らの試合はTVで何度も見てるし世代も近いので感情移入し読めて凄く面白かった。

  • fwhd8325

    甲子園は、数々のドラマを産んできた魔境のような場所。時間にすれば、わずかな時間を切り取り、そこにいた選手、監督の人間ドラマが、想像を超えるものであり、濃密といっては失礼なくらいのものです。野球とは人生というように、まさしく凝縮された人生ドラマのようです。

  • SU

    八幡商戦で元木大介さんが監督にブチ切れられていたのを今でも覚えてます。でも、この本を読んで元木大介さんの印象が変わりました

  • おおきなかぶ

    著者渾身のノンフィクション。当時の上宮高校では元木選手、種田選手の印象が強く、一学年下のエース、宮田選手は覚えていなかったが、記憶を失くす程の事故を負っていたとは。怪我をした宮田選手の周りのサポートにも胸を打たれました。やはり、球児にとって甲子園は魔物の様な魅力が有るのだろうな。

  • ponchang

    「あの夏」と同じ年の「あの春」の話。甲子園はほんとにすごい。

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