Books

なぜ組織の心理的安全性が高まらないのか

賀川正宣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344944985
ISBN 10 : 4344944984
Format
Books
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本音で言えない環境が生産性を低下させる!

コミュニケーション不全が組織を蝕む。その原因と対策とは?

「心理的安全性」とは、組織行動学の研究者エイミー・エドモンドソンによって1999年に提唱された概念です。これが高い組織は、従業員がほかのメンバーから自分の意見を拒絶されたり否定されたりしないと確信できる、つまり誰に対してでも安心して発言できる状態であるといわれています。自由闊達な意見交換はメンバー間の情報共有をスムーズにし、業務への責任感の醸成にもつながり、組織全体にも好影響をもたらします。
反対に強権的なリーダーシップや風通しの悪い組織体制下では、従業員の「心理的安全性」が下がってしまい、「自分の意見は否定されるのではないか」「自分の考えを述べると笑われるのではないか」といった不安を感じやすく、自由に意見することをためらったり、上司や同僚とのコミュニケーションに不調をきたしたりします。これは、個人のストレスを増大させるだけでなく、離職率の上昇や生産性の低下といった形で組織全体にも悪影響を及ぼします。
こうしたコミュニケーションのずれを解消し、良好な人間関係を構築するために本書の著者が導入したのが「エマジェネティックス(EG)」です。これは、アメリカで開発された脳神経科学と統計学に基づくプロファイリングツールで、100の質問への回答から脳の個性を分析し、行動や思考の特性を数値化します。
著者によれば、EGを用いることで自分と相手の違いを理解し、相手の特性に合わせた伝え方ができるようになります。その結果として、お互いに意見や気持ちを安心して表現できる状態、いわゆる「心理的安全性」が高い組織が自然に形成されるといいます。実際に、アメリカの大手IT企業や全世界で500以上のホテル・リゾートを運営している会社など、世界79カ国の企業でEGが導入され、その効果が実証されています。
本書では、心理的安全性の低下がもたらすデメリットや、それを高めることの重要性を解説しています。また、それを実現するためのツール「EG」の活用例を通して、多様な背景を持つ社員が協力し合える職場づくりの方法を具体的に解説しています。
 組織構築や人材マネジメントを担う企業経営層にとって、必読の1冊です。

【著者紹介】
賀川正宣 : 株式会社EGIJ代表取締役、株式会社NSKKホールディングス代表取締役。1968年生まれ。2008年エマジェネティック(EG)と出合い、自らの会社の経営にEGを取り入れ、組織力と接客サービスの向上を体感し、大きく業績を伸ばす。自らが経営する携帯電話販売会社では、全社員、アルバイトの全員がEG研修を受講。2010年には携帯電話販売台数で日本一になるなど、目覚ましい業績向上を実現させ、2012年には持ち株会社に移行、他業種へと事業領域を拡大、全グループ企業でEGを活用し、成果を出し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items