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ISBN 10 : 4094073817
Content Description
最愛の巫女――僕の呪いは、君しか解けない
「出てみせますー。ぜったいにこの後宮から‥‥」
「あいかわらずつれないな。キスまでした仲なのに」
えん国では昔、神や死者と通じる不思議な力を持った巫女が、王の治世を補佐したいう。だが今では巫女は禁忌の存在とみなされ、国内にそり血を継ぐ者はわずかになった。
「自称・ただちょっと死霊が見えるだけの普通の人」の螢那は、巫女至上主義の祖母のスパルタ教育の末、本人の意思とは関係なく巫女の才能が開花してしまった少女。なぜか皇太子の侑彗に見そめられ、拉致されるように後宮に入れられたものの、そもそも面倒ごとが大嫌いなうえ、「えん王朝にかけられた呪い」を解く鍵が巫女にあると信じる侑彗が軽率に愛をささやいてくることに辟易し、妃になるなど断固拒否。ただし頻発する後宮内の事件については興味半分、巫女の特殊能力と持ち前の推理力を駆使し、解決の糸口を探していくのだった。
ある日、悪霊騒動のまっただ中、後宮の井戸の底から皇后宮に仕える宮女の無残な遺体が発見された。現場の状況から自殺として処理されかけるが、螢那は異を唱え、他殺として捜査に乗り出す。すると予想もつかない大きな陰謀が垣間見えてきて‥。シリーズ第3弾!
【著者紹介】
貴嶋啓 : 2012年講談社「ホワイトハート新人賞」を受賞しデビュー。主に中華世界やオスマン世界を舞台にした女性向けファンタジー小説を執筆、発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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よっち
読了日:2024/10/07
色素薄い系
読了日:2024/10/17
みや
読了日:2025/03/19
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