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後宮の屍姫 実業之日本社文庫

貴嶋啓

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408557663
ISBN 10 : 4408557668
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan

Content Description

無実の罪で処刑された王女は復讐を誓って屍に転移する!あらぬ謀反の疑いで、燿国の王女・薛瑤伽は父王と共に斬首された。が、冤罪への怒りがこもった魂は、幼い少女の遺体に乗り移り、後宮の宮奴・范瑜衣として蘇った。復讐に燃える瑤伽を支えるのは、彼女の「歪んだ魂」をこよなく愛する壺中仙と、かつての婚約者である瑞華帝国の第六皇子・簫淵之。果たして屍姫は、父と自らを陥れた仇敵を討てるのか!?

【著者紹介】
貴嶋啓 : 立教大学文学部卒。2012年講談社「ホワイトハート新人賞」を受賞しデビュー。主に中華世界やオスマン世界を舞台にした女性向けファンタジー小説を講談社X文庫ホワイトハートにて発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あっか

    新刊。テンポ良く読めてキャラも魅力的、血腥くどこか哀しみと狂気が漂うけどノンストップで読み切ってしまう面白さでした!惜しむらくは、黒幕をもっと追い詰めて欲しかったし裁判はじっとりねっとりやって欲しかった…1番期待していた読みどころがめちゃくちゃあっさり、そして第7章以降がサクサク終わってしまった印象で少し物足りなさを覚えました。布石感を感じた壺中仙のバックボーンや淵之の狂気の発露(笑)などまだまだ読みたいので続刊希望です!

  • きょん

    冤罪で処刑された王女の中華風復讐譚。黒幕はあっさり目星がつくものの、主人公が危機に頻繁にさらされるのでハラハラした。変態壺中仙がいい味を出していた。

  • 虚と紅羽

    ん?何ページか飛んだか?なんて思いつつ読了。 エピソードの運びが悪いのと一番大事な部分をすっぱり切り落としたせいで実はメインはそこでなかった?と困惑。まあ男性陣二人の歪んだいわゆる『クソデカ感情』に挟まれる幼女の図はなかなかヘキが出ていて良かったね。並べると壺中仙の方がまともに見えるのはすごいと思うんですよ。 でもこれだけのクソデカ感情ぶつけるならもう少し話引っ張ってからの方が読んでる側からだと自然かなぁ、と思ってしまう。このエピソード挟みたかったんだなってのは分かるけども。

  • 紅羽

    冤罪で父親と共に斬首されたお姫様、瑶伽。死した後に歪んだ魂を宝玉に変えて蒐集する仙人、壺中仙によって幼女の遺体に乗り移り、父親と自分を死に追いやった黒幕を探る。そこにかつての婚約者、淵之も力を貸すようになり真相に迫るのですが、終盤で急に話が飛んだような唐突な展開で、読み手が置いて行かれたような感じになったのがやや気になりました。ラストは三角関係っぽい感じで、彼らの将来はどうなるのか気になります。

  • ユキタ

    冤罪で斬首された姫の魂が、同時期に死んだ後宮の幼い下婢の身体にもぐりこんで復活しての復讐譚。屍姫の復讐を手伝う、歪んだ魂を愛でる壺中仙がいいアクセントになっている。復讐は成っても死んだ身体が戻るわけでもなく、下婢の身体のまま虚しさを感じるビターなエンド。

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