豊中市社会福祉協議会

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発達障害の僕がホームレスになった理由(わけ)訓練、就労、そして再出発

豊中市社会福祉協議会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784887206496
ISBN 10 : 4887206496
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 自身の体験を振り返るにあたって/ ホームレス日記/ 訓練日記/ 就労日記/ 再出発日記/ びーのびーのプロジェクトについて

【著者紹介】
荒木龍三 : 1977年11月17日、大阪府豊中市に生まれる。幼少期より周囲の環境に溶け込めず、孤独な児童期を送る。2006年3月、聖和大学(現:関西学院大学)卒業。同年10月から3カ月間、失踪してホームレス状態に陥る。その後自身の障害を知るに至り、人生の再出発を決意する。現在、豊中市発達障害者支援プログラム「びーのびーの」に参加する傍ら、講演活動等でメッセージを発信し続けている

ゆゐ : 1983年生まれ。近畿大学文芸学部卒。卒業後、介護の道を志す。大阪医専に入学。以前より発達障害について関心があり、現在は「豊中びーのびーのプロジェクト」のスタッフとして勤務。創作方面では主に同人誌で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 磁石

    やはりホームレスって生活は、きついものだったか……。『発達障害』ゆえに、他の人なら無視してしまう、正真正銘の一からスタートする/本来は誰もがココから始まる。なのでか、自転車を手に入れた時の解放感が、懐かしいはずなのに新鮮で驚かされた。もうその当時、どうして乗りたかったのか忘れてしまった。けど、このように、行動範囲が/世界が広がる喜びがあったからなのかもしれない。……自分はどうだったのか、振り返りたくなる。

  • ひつまぶし

    ホームレスの本というより発達障害の本だった。内容はホームレス日記、訓練日記、就労日記、再出発日記の四部に分かれる。ホームレス日記からは、野宿生活中の辛かったこと、生き抜くためにしていたことなどを追体験するように知れる。2000年代に入って若者ホームレスや障害者の存在に注意が向けられるようになった。あわせて、この社会で「ホームレスを語る」こと自体が変化したと思う。それは野宿経験者自身が語る場合にも当てはまる。語られるようになったけれど、その経験は個別化し、社会的には画一化しているのかもしれない。

  • きたむ

    他人事ではない…(^-^;)

  • アチョ

    恩師や旧友がいて良いね。そんな人がいたらいいな。

  • 赤猫

    ホームレス生活中でやった事や思った事。そこから復帰に向けて訓練した事と日記形式で書いてあり、とても身近に生活感を感じながら読めた。特に仕事などの対策メモが細かく書いてありリアル。そして「当時の自分を振り返って」のリストがほぼ共感でき、自分は辛さを今は感じていないが他人事とは思えず、余計に近い感覚で楽しめた。

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