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しにたい気持ちが消えるまで

豆塚エリ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779646713
ISBN 10 : 4779646715
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan

Content Description

自分には生きている価値なんて無いと思っていた私が、障害者になっても生きててよかったと思えるようになるまでの話をしようと思う。うっかり者の私の話にちょっとだけ付き合ってください。そんなに急がなくても死はあなたをゆっくり、確実に殺してくれるから。車椅子の詩人による自伝的初エッセイ。

目次 : ベランダ/ 可愛いお人形さんになれなくて、男になることにした/ 言葉は求める者に寄り添う、天使のように/ 人は女に生まれないのに/ 誰かが認めてくれるから/ 初恋と美少女フィギュア/ 死への憧れとリストカット/ 受験戦争と父殺し/ 語るということ/ 夢に見る地獄〔ほか〕

【著者紹介】
豆塚エリ : 1993年、愛媛県生まれ。16歳のとき飛び降り自殺を図り頚髄を損傷、現在は車椅子で生活する。大分県別府市で、こんぺき出版を拠点に、詩や短歌、短編小説などを発表。コラム執筆やテレビ出演など幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rors(セナ)

    私が尊敬する人たち複数人がすごい熱量で薦めていたこの本。皆さん「著者の文章力が凄くて、重い内容ながら一気に読み終えた」という。けれど、私は、途中まで辛くて何度も何度も本を置いた。私には一気に読むことができなかった。読んでいて自分の心や体がヒリヒリした。 ところがそう、愛子さんが出てきたあたりから世界が一気に広がっていく。人間って素晴らしいな、と思う。最後まで読んで本当に良かった。 著者の人生を辿って、自分が救われたような感覚を持つ。誰かとゆっくり感想を交わしたい、素晴らしい本だった。

  • おおにし

    自殺サバイバーの手記。高2で自殺を決行するまでの息苦しい日々の記録、未遂に終わって半身不随になった後の社会復帰への道のりが感性豊かな言葉でつづられていて、最後まで一気に読み終えた。著者が生き残ってくれて本当に良かったと思う。自殺を図った時に死にたいという心は死んだが、生きたい願っていた身体が生き残ったので、今は死にたいとは思わないという言葉が印象に残った。

  • おもろい於間抜

    昨日、ギャラリー嶋屋で著者本入を前に購入。エッセイ集。彼女はテレビ番組で出自のことを語り、今回、死のうとした経緯とその結果など、語るのに難しさをともなうであろうことを今回語り尽くしたのではないかと思える。書くことがなくなったかもしれない。だとしたら今こそ小説を書くときではなかろうかと僕は思う。彼女の小説を読んでみたいと切に感じた。

  • ちーず

    Twitterでヤンデル先生が勧めていたので読んでみた。これはなんというジャンルになるんだろう? 死にたくても、死ねなかった先はどうなるのか。どんな気持ちで生きていくのか。手に取るように伝わってきた。こんなにありのままをさらけだせるなんて、なんて強いんだろう。 私には今、なんの障害もない。中身の人間は弱いしずるいけど、逃げる勇気もなく、しょぼしょぼやってる。 最後の著者からのメッセージは嬉しかった。うん、一緒に生きていこう。

  • あゆお

    私は日々死にたいと思ってしまうが、豆塚さんのように、死ぬことに失敗して障害者になったとして、彼女のように強く生きていけるとは思わない。だから死ぬ勇気もない。

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