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すきのあいうえお

Shuntaro Tanikawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784908356490
ISBN 10 : 4908356491
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
田附勝 ,  

Content Description

「美しいより、おもしろく。意味があるより、おもしろく」。
こんなキャッチフレーズで全国を巡回中の「谷川俊太郎 絵本★百貨展」のために、詩人の谷川俊太郎と写真家の田附勝が絵本を作った。本のテーマは「すき」。谷川がすきなもの、すきな言葉を、「あ」から「ん」まで順にあげていき、田附が日本全国を旅して写真を撮った。

「すき」は、谷川俊太郎がすきな言葉の一つ。本や詩集のタイトルにもたびたび登場する。「すき」は、誰もが自由に思い、表明することのできる、明るく肯定的な感情だ。「あ」から「ん」までの、谷川と田附が表すさまざまな「すき」を見ていると、生きるパワーと、未来への希望が体を満たす。

「すきのあいうえお」をみんながやったらいいね、と谷川はいう。自分の「すき」を言葉にしてみると、ああそうか、と、忘れていた自分を発見する。そして嬉しくなって、自分のことがすきになる。『すきのあいうえお』はそんなことを提案する、おもしろい本だ。

【著者紹介】
谷川俊太郎 : 1931年生まれ。詩人

田附勝 : 1974年生まれ。写真家。2012年に『東北』で第37回木村伊兵衛写真賞を受賞。社会で見過ごされてしまうものに突き動かされ、写真のテーマとして撮影を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    たしかに、すき・・ということが、少なくなってきたかも。頭の中で思っても、言葉にすることが少なくなってきたかも。そんなことを思いださせてくれる。谷川俊太郎さんのすきなものって、こんなんだ・・と、面白く読んだ。途中から、想像しながらページをめくって、数は少ないがドンピシャのものもあって、単純に嬉しくなった。今度、自分でも「あ」から順番に並べてみようかな。

  • けんとまん1007

    1年3ケ月ぶりに再読。こんな風に、表現してみるのもいいなあ〜。自分でも、あ〜んまで、選んでみようと思う。「あんぱん」「色鉛筆」「馬路村」「エンドウ豆」「おにぎり」・・いやはや。

  • 明るい表通りで🎶

    すき💖の写真絵本。すきvsきらい、きれいvsきたない、あまりに複雑微妙で多様な現実に恐れをなして、ヒトは言葉で現実を整理します。体の感覚からヒトの判断が生まれ、繊細微妙な人のオリジナリティが育ちます。多様な世界の豊かさもそこから生まれます。

  • anne@灯れ松明の火

    新着棚で。谷川さんに惹かれて手に取った。谷川さんが好きなものを「あ」から挙げていき、写真家の田附勝さんが撮った写真と並べたもの。何となく不思議な写真集?というのか、言葉集?というのか。読んだ後、「あなたの好きなものは?」と、挙げてもらえば、盛り上がるかも。

  • chuji

    久喜市立中央図書館の本。2023年12月初版。「美しいより、おもしろく。意味があるより、おもしろく」。こんなキャッチフレーズで全国を巡回中の「谷川俊太郎 絵本★百貨店」のために、詩人の谷川俊太郎と写真家の田附勝が絵本を作った。本のテーマは「すき」。谷川がすきなもの、すきな言葉を、「あ」から「ん」まで順にあげていき、田附が日本全国を旅して写真を撮った。何れも素敵な文字と写真でしたが、オイラは『よっぱらい』の文字と写真がベストでした。

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