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願いごとは口にしない リンクスロマンス

谷崎泉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344835313
ISBN 10 : 434483531X
Format
Books
Release Date
September/2015
Japan

Content Description

十二歳で唯一の肉親であった母を亡くした大森朔実は、施設に入ることを拒み、母と暮らしていた家で一人、生活していた。そこに、母の弟だと名乗る賢一が現れ、一緒に暮らすことになる。穏やかな賢一に見守られ、二人で寄り添いあう日々は、裕福ではないものの小さな幸せに満ちていた。賢一と暮らすようになってから十六年経ったある日、国立大に進学し順調に准教授までのキャリアを重ねてきた朔実は、研究のためドイツ行きを勧められる。しかし賢一と離れて暮らすことは考えられないと葛藤する中で、朔実は賢一への想いが保護者への思慕ではなく、恋愛対象としてのそれだと気付いてしまい…。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 真理そら

    純粋なBLファンには物足りないかもしれないが個人的にはとても気に入った作品、母が急死して天涯孤独になってしまった小6の男の子は施設ではなく母と過ごしたマンションで中三までがんばろうとしている、だが行政は見過ごしてくれない。困っていると突然母の弟だという「美しいおじさん」が登場し同居してくれる。小6から大学院、助教になるまで美しいおじさんと過ごす日常は平穏だ、美しいおじさんは何者なのかが明らかになった後はやや駆け足気味なのがもったいなかったかも?

  • まふぃん

    ページを開いたら二段だった!読みごたえあったけど、長くは感じられませんでした。谷崎さんらしい作品。

  • 華緯

    この設定を真面目に突き詰めると、こういう話になるんだなぁ…という感じ。いいお話だとは思うけど、どんな場面でも、どこか時間が静かに流れていたため、盛り上がりを期待していた自分には、ちょっと物足らなかった。ずっと…どんな場面になっても朔実が賢一を“おじさん”呼びだったので、どこか気持ちがセーブされて、いまひとつ萌えきれられなかったのも残念。

  • ふみ

    大森朔実・甥 ×大森賢一 ・叔父…十二歳で天涯孤独となった朔実は、叔父である賢一に出会い共に暮らすようになるが、大人になるにつれ彼への愛は形を変えていき……。15年愛ですかねぇ?叔父さんはかなりなワケありだったし、朔実は朔実で、自分の想いに気付かないようにしていたしで…谷崎さんの重い事件モノも好きですが、このお話のように淡々とした静かなお話も好きなので私的には良かったんですが、欲を言うならこの二人のその後が気になる…同人誌を定期的に出してくださっているので、是非期待をして待っていたいと思います(*^^)v

  • はなはな

    ドラマチックとか大きな事件があるわけでないのに読み出したら止められなかった。谷崎さんの作品はこのパターンにはまることが多いから読むタイミング注意なんです。同居する叔父と甥の2人の長い年月にわたる関わりが淡々と、でも緊迫感をはらんで記されます。2人とも弱く、そしてタフ。しかけや結末はある程度予想できるんですが、小説の愉しみはそこだけにあるわけじゃないなあ、と読後しみじみ感じ入りました。

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