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「現代バテ」即効回復マニュアル

谷口英喜

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828207520
ISBN 10 : 482820752X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

 近年の猛暑で「夏バテ」の症状を訴える患者さんがとても増えている。夏バテだけではなく、老若男女、季節や場所を問わず多くのバテ≠ェ私たちに襲いかかっている。
 バテのタイプはさまざまで、夏バテ、残暑バテ、秋バテなどのいわゆる「季節バテ」、アルコールの飲み過ぎで起こる「アルコールバテ」(二日酔い)、時差をともなう長距離の移動で起こる「移動バテ」(時差ぼけ)などが知られている。さらに、スマホバテ、付き合いバテ、休みバテと、誰もがいずれかは経験したことがあるものだ。
 あらゆるものが手に入り、便利なグッズであふれている現代社会においても、私たちは一年中、バテてしまうという漠然とした不安を抱いている。あなたの体調不良、誰かに相談しても、病院に行っても、「気のせいでは」「加齢によるものかな」などと言われていないだろうか?
 それは、気のせいや加齢によるものでなく、バテかもしれない! バテはしかしどれも医学的な病名ではない。原因もはっきりしないがゆえに「気のせい」「疲れ」「歳をとったから」と放置されている場合が多い。 しかし、症状があるのにこれを放置してはいけない。バテが原因で、食欲が落ちて栄養不良になったり、カラダを動かさなくなって筋肉量が減少したり、免疫力まで低下したりすることもある。たかがバテ、されどバテ。体調不良が続くけれど、みんな気のせい、歳のせいだとか言うが確かに調子が悪い。病院に行っても、異常ありません! しまいには、なんだかよくわからないが「自律神経失調症」「不安神経症」と診断される‥‥。
 バテという病態は確かに存在する。その証拠に、多くの人々が一年を通してバテに悩んで、医師の診察を受けている。秋から冬にかけて、精神的に落ち込むヒトがたくさんいることもわかっている。その原因と対策も明らかにされているので、そのまま、気のせいとして、放置しておいてはいけない。
 特に最近は、マスコミでも盛んに報道されているように、地球の沸騰化にともない、「季節バテ」が増えている。そもそも日本は四季折々の情緒あふれる国であるが、地球沸騰化の影響で四季がなくなり、二季(夏と冬のみ)になりそうな勢いである。その影響で、確実に季節バテに悩んでいる一定のバテ難民がいるのだ。
 一度しかない人生をバテで悩むなんてもったいない。バテを放置していたら病気に? バテを予防する手段は? 本書は、自分だけで悩んでいないで、バテに対して医学的アプローチをして、自分で「バテを克服してしまおうじゃないか!」というコンセプトの本である。
 本書は、現代社会に見られる代表的なバテを例に(10パターン)、バテの機序を明らかにして、とっておきの処方箋を読者の皆様に提供している。本書を読み終えたあとには、バテの正体を知り、皆さんの体調不良が気のせいではなく、カラダが悲鳴を上げていたこと、その解決策はやっぱり医学的根拠のある処方によるべきであることを知るであろう。

【著者紹介】
谷口英喜 : 神奈川県済生会横浜市東部病院 患者支援センター長兼栄養部担当部長。医学博士 麻酔科医。1991年、福島県立医科大学医学部卒業後、横浜市立大学医学部麻酔科入局。同附属病院救命救急センター、集中治療室、神奈川県立がんセンター麻酔科などで勤務。2011年、神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科教授。2016年、済生会横浜市東部病院 患者支援センター長兼栄養部部長。東京医療保健大学大学院客員教授、慶應義塾大学麻酔科学教室非常勤講師。現在、臨床業務、臨床研究、大学院教育、講演活動を継続し、臨床栄養の生涯教育サイト谷口ゼミを開塾し、医療従事者の生涯教育に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えんちゃん

    図書館新刊コーナー本。今年の夏は本当に暑かった。きっと来年はもっと、再来年は・・・。こちらは暑さだけではない現代人が陥りやすい10の「バテ」について。臨床栄養学に詳しい医師による予防法と対処マニュアル。経口補水液、キウイフルーツ、タコ、えび、タウリン、ケール、バナナ、豆乳、ストレッチ、ツボ押し。自律神経を整えることが大切とのこと。

  • よっち

    近年の猛暑で症状を訴える人がとても増えている「夏バテ」。代表的なバテを例に(10パターン)、バテの機序を明らかにして処方箋を提供する1冊。夏バテ、残暑バテ、秋バテ、冬バテ、宴会パーティバテ、長距離移動バテ、連休バテ、オフィスバテなど、10のパターンを紹介しながら、どうしてそういった症状が発生するのか、「現代バテ」の速攻回復マニュアルやタイプ別バテの処方箋、バテに効く簡単エクササイズなどを紹介していて、なんとなく不調や加齢のせいではと見過ごされがちな症状に対する対処法を、分かりやすく解説してくれていました。

  • Humbaba

    分かりやすい症状がないが、どうにも力が出てこない。そのようなときは自分がサボっていると感じてしまいがちである。しかし、実際にはバテが発生しているという可能性も高い。バテの要因は様々にあり、かつて大丈夫だったからと言って今回も問題ないとは保証されない。状況が違えば結果も変わってくるので、自分の状態を見直してバテているようであればしっかりと休みを入れることも大切である。

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