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10 政治とマスメディア シリーズ日本の政治

谷口将紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130321303
ISBN 10 : 4130321307
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

メディアは政治を動かすのか?マスメディアは権力といかなる関係に立ち、世論に対してどのような影響を与えているのか。インターネットの普及をはじめメディアの多元化は政治に何をもたらすのか。変化するメディアと政治の関係の諸相を読み解く。

目次 : 序章 政治とマスメディアへのアプローチ/ 第1章 「第四権力」の現在/ 第2章 マスメディアと世論/ 第3章 多元化するメディア/ 第4章 メディアが変える政治/ 終章 危機とマスメディア

【著者紹介】
谷口将紀 : 1970年神奈川県に生まれる。1993年東京大学法学部卒業。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • あきあかね

     立法、行政、司法と並ぶ「第四の権力」と呼ばれるマスメディアは、時に政治権力を監視し、時にその影響力によって自らが政治的主体となる複雑な顔を持つ。 本書は「変化」、「比較」、「実証」の3つのキーワードの下、議題設定やバイアスによりマスメディアが世論に及ぼす影響、政治の方がメディアの論理に合わせて展開される「政治のメディア化」など、政治とメディアの関係を巡る最新の研究の見取り図を示してくれる。 意外だなと感じたのは、現在のようにメディアが多元化し、多くのひとが多種多様な情報源に接することが可能になると、⇒

  • あんころもち

    著者はまさしく本テーマの第一人者であり、朝日新聞と組んで世論調査、国会議員アンケートなどを採る精力的な研究者。 思想的なもの、古典を排して、定量的な現代の論考を中心に、メディアと政治に関わるテーマを網羅。本文150ページ余りなのに対して参考文献50ページと至れりつくせり。よくできた入門書。

  • かず

    政治学のレポート記述のため読書。2015年発刊。いささか古いが、今迄に読んだ本の中間年に位置する本ということで、興味深く読んだ。これまでに学んだ理論の復習にもなった(即効理論、限定効果論、コミュニケーションの2段階流れ仮説、沈黙の螺旋理論、議題設定、プライミング、フレーミング、バイアス等)。日本の政治報道が政策報道ではなく政局報道に陥っている間に信を失ったと10年前に書かれていることは興味深い。今や新聞、TVはオールドメディアと呼ばれ、敵対視する向きもある。メディアの弱体化。望ましいものとは思わない。

  • ぽん教授(非実在系)

    シリーズ日本の政治、の1冊であるが事例やデータは海外のものも多く比較政治学的である。著者がやってきた情報政治研究の知見も大いに生かされていて、なおかつ国内外の様々な最新の研究データもフォローしているという至れり尽くせりな内容である。そのため、インターネットの影響力や第二次安倍内閣などまで扱えている。マスメディアの政治的影響についてあらゆる角度から実証的に検証しているため、「メディアは政治を動かしてるし、メディアは政治に動かされる」という現実的な(悪く言えば妥協的な)着地点に落ち着いていてる良い教科書である

  • Moloko

    わかりやすい文章でマスメディアについての政治学的な分析を行っていて、理論史などは中心におかずに、マスメディアの様々な側面を描くことを力点に置いているので、簡単に読める割にはきっちりと内容がある。初学者でも簡単に読めるし、注意深く読めれば全く政治学の知識がない人でも良く読めると思う。

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