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ISBN 10 : 476641991X
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世界は原発危機から何を学ぶべきか。
目次 : 第1章 福島原発危機を日本の資本主義のなかに位置づける/ 第2章 日本の電力産業史と東京電力の戦略変化(原子力開発における政治的企業家と組織/ 電力産業の社会主義的性格/ なぜ福島だったのかあ/ 福島第一原発建設後の東京電力の戦略変化―民間主導から官民協調へ/ 福島原発危機)/ 第3章 なぜ福島原発危機はおきたのか(システム事故と構造的不確実性/ 福島第一原発事故による基本財毀損問題/ 一つの世界としての共有無知―資本主義の呪縛とケイパビリティの欠如/ 共有無知としての福島原発危機の類推的推論)/ 第4章 日本の資本主義とビジネス・エコシステム・ガバナンス(みえる手は消えていない―電力産業の社会主義的性格の再検討/ 制度の複合的失敗に特徴づけられた日本の資本主義/ 多能とビジネス・エコシステム・ガバナンス)/ 第5章 競争と多様性のためのダイナミック・ケイパビリティ
【著者紹介】
谷口和弘 : 慶應義塾大学商学部教授。ケンブリッジ大学企業研究センター(イギリス)招聘フェロー。南開大学商学院(中国)訪問研究員。2010年‐2011年ケンブリッジ・ジャッジ・ビジネススクール(イギリス)アカデミック・ビジター、2008年‐2011年仮想制度研究所(VCASI)フェローなどを歴任。専攻は、比較制度分析、戦略経営論、会社と持続可能性(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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