中部国際空港のユニバ-サルデザイン プロセスからデザインの検証まで

ターミナル設計のコンセプトにＵＤを掲げ、当事者参画で多くを実現した中部国際空港。動線計画などのアクセスビリティ、サインなどの情報提供、トイレなど、画期的な設計手法と利用評価を部位別に紹介。

【著者紹介】
谷口元 : １９４９年愛知県生まれ。７４年名古屋大学大学院工学研究科修士課程修了。ＩＮＡ新建築研究所、大同工業大学および名古屋大学助手・講師、椙山女学園大学生活科学部教授を経て、９５年名古屋大学大学院工学研究科教授、現在にいたる。医療・福祉・教育施設、街づくり、ＵＤにおもに取り組む。工学博士、ＪＩＡ登録建築家、一級建築士

磯部友彦 : １９５５年愛知県生まれ。８０年名古屋大学大学院工学研究科博士前期（土木）修了。名古屋大学助手、群馬大学助教授、中部大学助教授を経て、０７年より中部大学工学部都市建設工学科教授。交通バリアフリー、地域交通政策に取り組む工学博士

森崎康宣 : １９５７年愛知県生まれ。名古屋大学卒業。社会福祉法人ＡＪＵ自立の家を経て、株式会社連空間設計取締役

原利明 : １９６４年東京都生まれ。日本大学大学院理工学研究科建築学専攻修了後、９０年鹿島建設建築設計本部入社、現在にいたる。桑沢デザイン研究所非常勤講師、一級建築士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）