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ISBN 10 : 4043874030
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侠客・清水次郎長一家に2人の「松吉」がいた。一の子分、「森の石松」こと三州の松吉は美男で博打も喧嘩も強い兄貴分、いっぽう並外れた巨体で「豚松」と呼ばれた三保の松吉は女も博打も苦手な愛嬌者。好対照ながら同じように親と別れ、一家に身を寄せた2人は互いに認め合う。幕末の苛酷な運命が、2人と一家を待ち受けていた―。初夏、青葉のころに吹く「青嵐」のように、東海道を駆け抜けた最後の侠客を描く、傑作時代長編。
【著者紹介】
諸田玲子 : 静岡市生まれ。上智大学文学部英文科卒業。外資系企業勤務を経て、翻訳・作家活動に入る。1996年、『眩惑』でデビュー。2003年、『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞を受賞。07年、『奸婦にあらず』で第26回新田次郎文学賞受賞。平安から江戸以降まで、幅広い題材に取り組み、新しい感覚の時代小説の書き手として注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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めだか
読了日:2011/02/14
オタダオ
読了日:2019/02/02
かおり
読了日:2010/05/01
雅
読了日:2013/03/20
ぺしみち
読了日:2013/10/05
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