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ISBN 10 : 4041123356
Content Description
文政11年、筑前国秋月藩の儒学者・原古処の娘であるみちは、若侍に変身した。秋月黒田家の嗣子が急死し、本家に対抗する人物を立てるべく、京を経て江戸へむかう密命をおびたためだ。兄の友人という頼もしい道連れを得て心を通わせていく中、不気味な追っ手の影が迫る。錯綜する思惑、巨大な陰謀―みちは得意の変装術と機転で、危機を切り抜けていく。実在した漢詩人・原采蘋の数奇な半生を描いた、圧巻の歴史ミステリー。
【著者紹介】
諸田玲子 : 静岡市生まれ。上智大学文学部英文科卒業。外資系企業勤務を経て、翻訳・作家活動に入る。1996年、『眩惑』でデビュー。2003年、『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞を受賞。07年、『奸婦にあらず』で第26回新田次郎文学賞を受賞。12年、『四十八人目の忠臣』で第1回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を受賞。18年、『今ひとたびの、和泉式部』で第10回親鸞賞を受賞。平安から江戸以降まで、幅広い題材に取り組み、新しい感覚の時代小説の書き手として注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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タイ子
読了日:2024/03/23
Y.yamabuki
読了日:2023/07/16
陽ちゃん
読了日:2023/04/17
あきのぶ
読了日:2023/04/11
たかっさ
読了日:2024/04/05
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