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ゆきげしき 冬 時代小説傑作選 Php文芸文庫

諸田玲子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569905266
ISBN 10 : 4569905269
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

駆け落ち相手を待つ女、母を探しに江戸を訪れた男など、雪の季節に繰り広げられる悲喜こもごもが心に沁みる、時代小説アンソロジー。

【著者紹介】
諸田玲子 : 静岡市生まれ。上智大学文学部英文科卒業。1996年、『眩惑』でデビュー。2003年、『其の一日』で吉川英治文学新人賞、07年、『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、12年、『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、18年、『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞

篠綾子 : 埼玉県生まれ。『春の夜の夢のごとく 新平家公達草紙』で健友館文学賞を受賞し、デビュー。2017年、「更紗屋おりん雛形帖」シリーズで歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞、19年、『青山に在り』で日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞

安住洋子 : 兵庫県生まれ。大阪信愛学院短期大学卒業。1999年、「しずり雪」で長塚節文学賞短編小説部門大賞を受賞

志川節子 : 1971年、島根県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2003年、「七転び」でオール讀物新人賞を受賞。13年、『春はそこまで 風待ち小路の人々』が直木賞候補となる

梶よう子 : 東京都生まれ。2005年、「い草の花」で九州さが大衆文学賞、08年、「一朝の夢」で松本清張賞、16年、『ヨイ豊』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、23年、『広重ぶるう』で新田次郎文学賞を受賞

藤原緋沙子 : 1974年、高知県生まれ。立命館大学文学部卒業。2013年、「隅田川御用帳」シリーズで歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞

細谷正充 : 文芸評論家。1963年生まれ。時代小説、ミステリーなどのエンターテインメントを対象に、評論・執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    安定の細谷正充さん編の女性作家による時代小説アンソロジー!今回は、〈冬〉それも雪がテーマになっている。細谷さんは他の季節も編さん予定らしいがそれも楽しみだ。あるテーマに沿ったものは時代小説がしっくりくるような気がする(当方比)例えば春は桜とか、夏は涼しげな何か(何かってなに?)とか・・膨らむよね。ってそんなことも解説を読んで思った次第。本作はハイ、もちろんどれも良かったですよ〜(笑)

  • タイ子

    6人の女性作家たちによる雪にまつわるアンソロジー。それぞれの物語の中に降る雪、積もる雪があり、雪が織りなす人間模様をさらに深く味わい深いものにしてくれる。諸田玲子さん「太鼓橋雪景色」はじんわりと泣けてくる。桜田門外で井伊大老が何者かに襲われた。それを夫から聞いた妻は20年前のある時を思い出す。駆け落ち相手を待った寒い雪の中の思い出。藤原緋沙子さん「初雪」も好き。甲州から江戸にぶどうを運んできた男。昔、江戸に出奔した母親を探してやっと再会するも母親の実情は…。雪景色なのに胸の中は温かい、そんな江戸の物語。

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