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岩石はどうしてできたか 岩波科学ライブラリー269

諏訪兼位

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000296694
ISBN 10 : 4000296698
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

岩石の源は水かマグマか、この論争から出発した地味な学問は、プロ・アマチュアを問わず大勢の研究者に育てられ、やがて地球史や生物進化の謎の解明にも大きな役割を果たした。そしていまや月の探査にも活躍する。岩石の魅力にとりつかれた世界中の研究者を肖像画つきで紹介してたどる岩石学の歴史。

目次 : 第1章 水成論の師を超えて火成論へ(鉱物学の華麗な登場/ ヴェルナーの体系的な地球生成発展史 ほか)/ 第2章 火山から噴き出す岩石(ローマ神話の鍛冶屋の神様/ 火成岩とマグマ ほか)/ 第3章 マグマが地下で固結した岩石(マグマ論者と変成論者/ 花崗岩成因論と同位体 ほか)/ 第4章 堆積岩や火成岩を変える変成作用(いつでもできる片麻岩/ 広域変成作用の主役は熱か動力か? ほか)/ 第5章 日本における変成作用の研究史(戦前の変成作用の研究史―小藤文次郎から小林貞一へ/ 戦後の変成作用の研究史―小島丈兒から都城秋穂へ)

【著者紹介】
諏訪兼位 : 1928年鹿児島市生まれ。東京大学理学部地質学科卒業。名古屋大学理学部地球科学教室教授、名古屋大学理学部長、日本福祉大学学長を経て、名古屋大学・日本福祉大学名誉教授。日本アフリカ学会元会長。日本地質学会賞、渡邉萬次郎賞(日本岩石鉱物鉱床学会)、朝日歌壇賞(2回)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 岩石の研究の歴史はどう進んできたかを描いた本。基本的な知識が欠けてることもあり、ちょっと…、いやかなり読みづらかった。研究者たちを著者が描いた似顔絵で紹介していて、愛があふれてるのはわかるんだけど…。大戦下のドイツで、当時の最先端の岩石についての著作が空襲で全て焼け落ちてしまい、個人で買っていた学生のものを元に海賊版として日本で発行した話が心に残った。もう少し知識をつけてから再読したい。

  • プル

    岩石×歴史、似顔絵の本。著者は書く事が苦手でフィールド中心の方かな。歴史の大事さが伝わって来ないのが残念。

  • mft

    タイトルと内容が合っていない。ほぼ岩石学史。講義のレジュメを読まされているのかな、という感覚だった。水成論vs火成論みたいな単純な構図は現実の岩石学史と合っていない、ぐらいの説明はまだ良かったが、その後の誰それがこういう説を唱えた、の羅列は現在の正統説を示すでもなく(生き残った説を紹介しているのかも知れないが)さすがに単調すぎた

  • takao

    ☆歴史的視点をベースにした岩石学の本らしい

  • 1484h

    岩石というより、岩石”学”はどうしてできたかといった内容。岩石学の歴史の本。

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