Product Details
ISBN 10 : 4788518392
Content Description
戦後、親睦互助を目的として戦友会を結成した旧陸軍のエリートたちは、戦争を指揮したことに自責の念を抱いていた。その彼らがなぜ「歴史修正主義」に接近し、政治団体として会を先鋭化させていったのか。陸軍将校たちの戦後史と戦争観の変容に迫る。
*これまでの軍隊経験者の戦後史研究はおもに、末端の兵士や下士官(準エリート)を扱ってきた。本書は、旧陸軍の上級者であった者たちに焦点を絞り、彼らの戦後史と戦争認識を明らかにしている。
*戦友会を対象とした従来の研究群においても、戦友会の非政治性や、戦後世代へ会を継承することの困難さが指摘されてきた。一九九〇年代に会の政治化を遂げ、元自衛隊幹部へ門戸を開いた本書の事例は、戦友会研究の蓄積にも一石を投じるものである。
【著者紹介】
角田燎 : 1993年、東京都東久留米市出身。立命館大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)。立命館大学立命館アジア・日本研究所専門研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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パトラッシュ
読了日:2024/08/13
ステビア
読了日:2025/04/02
ささらもさら
読了日:2025/02/24
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