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ISBN 10 : 4480432523
Content Description
1945年8月15日、終戦を迎え、何も語り残さず自決した陸軍大臣・阿南惟幾。非凡な人材の集合体である陸軍のなかで自身の平凡さを自認していた彼は、その生涯最後の4か月、戦局が極度に悪化した状況下で、帝国陸軍の統率者という要職を担う。敗戦へと転がり進む時局の舵取りを迫られた彼は、何を考え、決断したのか。阿南の生涯に肉迫しながら、“戦争終末期”の実相を描き出した決定的評伝。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
[著者紹介]
1914(大正3)年、東京生まれ。1938年、パリ大学へ留学。第二次世界大戦勃発により帰国。1940年、毎日新聞記者角田明と結婚。夫の転勤により再渡仏。パリ在住中の1960年に執筆活動を始める。自らの生きた時代を再確認したいという観点から、綿密な取材と均衡のとれた歴史感覚による軍人の伝記を多く手がけ、1984年からは日韓関係の歴史に集中して現在に至る。
【著者紹介】
角田房子 : 1914年東京生まれ。福岡女学院専攻科卒業後、パリに留学。85年『責任―ラバウルの将軍今村均』で新田次郎文学賞受賞、88年『閔妃暗殺』で新潮学芸賞受賞。その他、著書多数。95年「日韓の歴史・三部作」完成を機に東京都文化賞を受賞。2010年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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