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探検家とペネロペちゃん

角幡唯介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344035287
ISBN 10 : 4344035283
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ、娘は好きな男の子に鼻くそをつけるのか。
なぜ、娘にゴリラの研究者になってもらいたいのか。
なぜ、娘にかわいくなってもらいたいのか。
なぜ、娘が生まれて以前より死ぬのが怖くなったのか。

極夜と東京を行ったり来たりしながら、客観的に見て圧倒的にかわいい娘・ペネロペを観察して、どこまでも深く考察していく探検家の父親エッセイ。



[著者について]
1976年北海道生まれ。ノンフィクション作家、探検家。早稲田大学探検部OB。2010年『空白の五マイルチベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で第8回開高健ノンフィクション賞、第42回大宅壮一ノンフィクション賞、第1回梅棹忠夫・山と探検文学賞、12年『雪男は向こうからやって来た』で第31回新田次郎文学賞、13年『アグルーカの行方』で第35回講談社ノンフィクション賞、15年『探検家の日々本本』で第69回毎日出版文化賞書評賞、18年『極夜行』で本屋大賞ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞受賞。その他の著書に『漂流』『新・冒険論』『極夜行前』など。

【著者紹介】
角幡唯介 : 1976年北海道生まれ。ノンフィクション作家、探検家。早稲田大学探検部OB。2010年『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で第8回開高健ノンフィクション賞、11年に同作で第42回大宅壮一ノンフィクション賞、第1回梅棹忠夫・山と探検文学賞、12年『雪男は向こうからやって来た』で第31回新田次郎文学賞、13年『アグルーカの行方129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で第35回講談社ノンフィクション賞、15年『探検家の日々本本』で第69回毎日出版文化賞書評賞、18年『極夜行』で第1回本屋大賞ノンフィクション本大賞、第45回大佛次郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • どんぐり

    マッチョな探検家とは相反するデレデレーぶりを見せてくれる娘ペネロペへの愛の賛歌。自分の娘あおちゃんに、ペネロペ(ペネロペ・クルス)と愛称で呼んで、他人からキモイと思われることを知りながら、恥じらうこともなく書いてしまうところがまことにもって偉い。普通の人はこんなことは書かないし、書けない。〈わが子は特別〉〈お前が一番かわいい〜〉と、親になったばかりの狂騒状態で躁が極まった親バカの文体が終止炸裂。読み手が恥ずかしくなるような変な本である。娘が成人したときにはどんな関係を築いているんだろう。他人の家のことだけ

  • hatayan

    子どもを授かった角幡唯介氏が探検家の目線で妻の出産と子どもの成長を綴るエッセイ。「子どもの誕生は衰えゆく自分という苛酷な現実から目をそらすためのセーフティネット」という言い回しには納得。刺さったのは「…生きるとは何か、これらの問題に少しでも触れてもらいたいから子どもを山に連れて行く。そして、私がそれを教えられるとしたら登山を通じてしかない」。『空白の5マイル』で氏が「いい人生とは何か」を熱っぽく語る文章と重なりました。角幡氏の著作を読んできた人にはもちろん、育児に関心がある人にも広くお勧めできる一冊です。

  • おかむら

    角幡さんの「超」親バカエッセイ。「異様にかわいい」娘(ペネロペクルス並み)が産まれてから4年目くらいまでの様々なかわいいエピソード。ものすごく親バカ。親バカすぎて危ない。後書きで少し我に帰ってる。もう遅い。あーオカシカッタ!

  • ばんだねいっぺい

    これを読むと、どれだけのかわいさかとペネロペちゃんに会いたくなる。角旗さんの本でいちばん笑った本。極夜行のこんなユーモラスな裏側が聞けるとはありがたい。

  • 泰然

    父親になった探検ノンフィクション作家・角幡氏の洒脱でストレートな筆さばきと深い思索、娘への愛に溢れたエッセイで、著者の観察力とシンキングする力に敬服する。親と娘に介在するセクシャリティに関する文章があり、ここで評価が二分されるリスクを負っても親と子、男と女の本質のワンシーンを捉えようとする姿勢を評価したい。娘バカな父親エッセイとして読むのも良し、軽妙で深遠な人間論として読むも良しの一冊。我が国のデレデレしない父親論の空気のなか、トライ・エラーの探検家精神で娘と共に新世界への探検に挑む姿は決して軟弱でない。

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