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エベレストには登らない

角幡唯介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093665506
ISBN 10 : 4093665508
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日々悩む人間カクハタの真実!ウンコを食料にできる動物は、究極のリサイクル動物である。/白夜では毎日朝寝坊しても全然困らない。/豪雨と美しすぎる沢に五感が開きすぎて、イヤラシイ妄想にとりつかれてしまった…。BE‐PALの大人気連載ついに単行本化!珠玉のエッセイ49本収録。

目次 : 第1章 山に登る。冒険をする(山の判断 人生の決断/ 辛坊さんが救助されるのは当たり前 ほか)/ 第2章 極地を旅する王道(三十八歳、シーカヤックはじめました/ 御嶽山の噴火とリスク ほか)/ 第3章 新しい世界の創出(自転車。その曖昧な存在/ 私、お金もらってないんですが… ほか)/ 第4章 自然と対峙する感覚(極地探検に向けた特殊訓練/ ナルホイヤの思想 ほか)

【著者紹介】
角幡唯介 : ノンフィクション作家・探検家。1976年、北海道芦別市生まれ。早稲田大学探検部OB。チベット・ツアンポー峡谷の探検を描いた『空白の五マイル』で開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞、『雪男は向こうからやって来た』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方』で講談社ノンフィクション賞、『探検家の日々本本』で毎日出版文化賞書評賞を受賞。『極夜行』(文藝春秋刊)で本屋大賞ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hatayan

    探検家の著者が『極夜行』を著す前後の雑感を綴ったエッセイ。 経験と体力が高いレベルで調和する40代の5年間程度がいわゆる脂の乗った時期であり、自らの存在を賭けて用意周到に極夜の旅に臨んだことが綴られます。 氏は、自分の行為と表現に自律性を持たせるために他人から金銭的な支援は受けないといいます。植村直己氏が北極単独行の資金を捻出するために企業の支援を仰ぎ、結果的に行動中の判断を狂わせたとの本多勝一氏の過去の指摘を、氏は強く意識しているのではないでしょうか。 氏の次回の作品が楽しみになる一冊でした。

  • トムトム

    雑誌の連載だったようで、ちゃんと真面目に書いてある気がします。が、ところどころ変わり者で面白い!自分で決断すれば後悔はしない、に共感!本当に自分で決めましたか?世間体とか「普通は」とかに引っ張られていませんか?結婚したい!恋人が欲しい!と焦って失敗してしまう人、こんなはずじゃなかったと思っている人。本当にそれは自分の選択ですか?意外と一人でいるのが性に合っているかもよ♪

  • 彼岸花

    徒然なるままに書き綴ったエッセイ。「極夜行」で書き残したこと、日常生活など、『探検家角幡さん』から、『人間角幡さん』を、より一層知ることができる本でした。GPSを持たない、スポンサーを受けないことで、様々な制約を課し、目標に向かうには、あまりにもリスクが大きいです。けれど、自然との関わりを持ちながら、自己の存在を確立する登山の魅力は計り知れません。筋金入りの堅物かと思いきや、抜群のユーモアセンスも感じます。親バカの話は、心底笑ってしまいました。元新聞記者だけに、圧倒的な文章力は、彼に対する関心事の一つです

  • やっちゃん

    過去作の振り返りもでき、日常エッセイも面白い。相変わらず意識が高く理屈っぽい文体ではあるが言ってることにはそうだそうだと共感しかない。文明に頼りすぎて動物的能力が落ちる一方と私も感じる。深海もしくは火星あたりを探検できる未来はあるのかなあ。

  • tetsubun1000mg

    角幡氏の著作は「極夜行」「漂流」「極夜行前」など6冊ほど読んでいたので、雑誌連載のくだけた感じも面白かった。 早稲田大学探検部出身だけあり、人と同じことや同じ所は目指さないという軸はぶれないようだが、時々弱気になることも正直に書いていることが良いと思う。 時々理屈っぽい文章もあるがおおむね考えていること、感じ方を正直に書いているのではと感じた。 しかし、まったく日が差さないマイナス40度の北極の単独行や、前人未到の谷を縦断したりと命を懸けた冒険に挑むのは考えられないが、非日常的で読むのは面白い。

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