Product Details
ISBN 10 : 4122074525
Content Description
「なぜ本書が、(中略)かような一大傑作論考として結実したのかといえば、それは結婚が全部悪いのである。」(あとがきより)「どうして結婚したんですか?」この、デリカシーに欠けた、無配慮で苛立たしい“愚問”がもたらしたのは、人はなぜ冒険するのかという「最大の実存上の謎」への偉大な洞察だった!人生の下り坂に入ったと自覚する著者が、探検家としての思考の遍歴を網羅した傑作エッセイがついに文庫化。〈解説〉仲野徹(生命科学者)目次序 章 結婚の理由を問うのはなぜ愚問なのか第一章 テクノロジーと世界疎外――関わること その一第二章 知るとは何か――関わること その二第三章 本質的な存在であること(二〇一九年冬の報告)――関わること その三第四章 漂泊という〈思いつき〉――事態について その一第五章 人はなぜ山に登るのか――事態について その二終 章 人生の固有度と自由
【著者紹介】
角幡唯介 : 1976年北海道生まれ。作家、探検家、極地旅行家。早稲田大学政治経済学部卒業。大学在学中は探検部に所属。2010年に上梓した『空白の五マイル』で開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。12年『雪男は向こうからやって来た』で新田次郎文学賞、13年『アグルーカの行方』で講談社ノンフィクション賞、15年『探検家の日々本本』で毎日出版文化賞書評賞、18年には『極夜行』で本屋大賞2018年ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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活字スキー
読了日:2024/01/17
roatsu
読了日:2024/01/23
glaciers courtesy
読了日:2024/05/16
ひでお
読了日:2024/06/23
ゆうすけ
読了日:2023/12/31
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