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路地裏の大英帝国 イギリス都市生活史

角山栄

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582763812
ISBN 10 : 4582763812
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
川北稔 ,  

Content Description

19世紀、イギリスでは工業化に伴う都市化により人々の生活も大きく変貌した。パン・紅茶・病気・レジャー・パブなど、日常から見る19世紀英国生活社会史。

【著者紹介】
角山栄 : 1921年生まれ。京都大学経済学部卒業。経済学博士、和歌山大学名誉教授。専攻はイギリス経済史。主な著書に、『イギリス毛織物工業史論』(ミネルヴァ書房)、『茶の世界史』(中公新書)、『時計の社会史』(中公新書)、『講座 西洋経済史』(編著・同文館)などがある

川北稔 : 1940年生まれ。京都大学大学院文学研究科中退。文学博士。現在、大阪大学大学院文学研究科教授。専攻はイギリス近世史、主な著書に、『洒落者たちのイギリス史』(平凡社ライブラリー)、『工業化の歴史的前提』『民衆の大英帝国』『砂糖の世界史』(以上、岩波書店)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • シルク

    ひーんって、なる:*:・ドキo(*´ε`*)oドキ・:*: なんせ面白くって。特に都市において食品に混ぜられたもの……てのに関する論考が興味深かった。「一袋二四〇ポンドの小麦粉の中におよそ四オンスの明礬を混ぜていたようである。明礬のほかには白亜、アンモニアソーダもよく使われており、時にはゆでた馬鈴薯や石粉、パイプをつくるのに用いる白土、骨粉なども使われていた。骨粉の原産地のひとつが墓地であったことはいうまでもない。」(pp.112-3)……骨はやめてんかって感じだよな_| ̄|○、;'.・ オェェェェェ

  • シルク

    再読。この本、好きなんだよな。思ふに、平凡社のこの文庫シリーズって、文字の大きさ、文字の配置、行と行の間隔とかが絶妙だ。なんてったらいいのかなあ...読む喜びを溢れさせるんだよな、そういう条件が。この本は内容も面白く興味深いのだが、わたくし的にはその、文字の状態が、もはや「眼球のマッサージ」であるのだと思う。学生時代に読んだ、宮本常一の日本残酷物語の文庫のやつが、これまた読む行為自体が快楽になるようなだったけど、あれも平凡社のじゃなかったろうか? 平凡社。いいなあ。

  • 蕎麦

    近所の書店の店員レコメン棚で見て購入。大英帝国がライジングしていく最中に、当の帝国内の、それもブリテン島に住む市井の人々の暮らしが、さまざまな視点で描かれ面白い。最後の「パブと飲酒」は身近なテーマで興味深く読めた。“「フランス人は飲むとおしゃべりする。ドイツ人は寝てしまう。ところがイギリス人ときたら喧嘩をおっ始めるのだ“ 笑

  • 牛歩

    元は30年前の1982年に刊行された本。よって内容が古くなっている部分もあるはずだが、新しい知見なり研究成果なりを今後見ていくスタート地点としての役目は十分に果たしている内容だった。

  • ざっきー

    【図書館】図書館で借りたら1982年発刊のバージョンでした。産業革命前後のイギリス庶民の生活を中心に書かれているので、森薫のエマを知っている人は楽しめると思います。当時の庶民生活がどんなものだった想像できる良書です。

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