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盗んだバイクと壊れたガラス 尾崎豊の歌詞論

見崎鉄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865980554
ISBN 10 : 4865980555
Format
Books
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
見崎鉄 ,  

Content Description

目次 : ■序章: 尾崎豊の歌詞に向きあう / ■第1部: 精読のアクロバット / 1.無力さの冒険「15 の夜」 なぜ盗んだバイクが必要なのか? / 2.あがいた日々の終わり「卒業」 それは退屈しのぎの反抗だったのか? / ■第2部: いろんな場所で、いろんな仕方で / 1.ふたつの愛のかたち 「I LOVE YOUと「OH MY LITTLE GIRL」 これは愛なのか? / 2.過渡期のエネルギー 「十七歳の地図」 半分大人には世の中がどう見えるか? / 3.パターンで読む 「永遠の胸」 彷徨のすえに見つけた答えは何か? / 4.ため息が歌に変わるまで 「僕が僕であるために」 勝つために何をするのか? / ■第3部: 尾崎豊という事件(尾崎論のためのノート) / 1.尾崎家・少年時代・活動前期 父の謎と「延期と復活」 / 2.活動後期・死・その余波 病跡学とファン分析 / *引用文献/あとがき

【著者紹介】
見崎鉄 : 1965年生。ライター。歌詞論を中心にサブカルについて論じている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • なんだか中高の現国みたいに、書かれたものから深読みしまくる本。こういうの、好きだな。自分が好きなものを、一所懸命に理解しようとしていると、好感を持たざるを得ない。尾崎家vs繁美夫人あたりの没後のごたごたに距離を置いているところも高評価。真っ正面から歌詞全文に取り組む姿勢が気持ち良い。久々に尾崎を聴きたくなり、この本を読み始めた数日前からずっと聴き続けている。

  • たろーたん

    85年ごろは尾崎の曲を聞くことを校則で禁止する中学が相次いだ。しかし、90年代半ば、尾崎の内省的な側面、繊細さや純粋さなどが評価されるようになる。「生きる力を育てる」「自ら考える」ゆとり教育により評価されるようになり、02年には中学、高校の倫理の教科書に載るようになった。09年からは脱ゆとりで姿を消すけど。現在では、香山リカが大学の授業で学生に聞かせると「自己中心的なだけ」「何が不満か分からない」らしい。後知らなかったのだけど、「I LOVE YOU」「OH MY LITTLE GIRL」の方が人気なのね

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