Books

編集者という病い

見城徹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784778310509
ISBN 10 : 4778310500
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2007
Japan

Content Description

僕はこうやって生きてきた。いや、こうやってしか生きられなかった…。日々ぶち当たる問題や難関との格闘や恋する女性への想いの一つひとつを、自分の作った本の中に刻印してきた著者。現役編集者としての総決算。

【著者紹介】
見城徹 : 1950年、静岡県清水市(現・静岡市)生まれ。慶應大学法学部卒。1975年、角川書店入社。1993年、幻冬舎を設立。2001年、幻冬舎コミックス設立。2003年、幻冬舎をジャスダックに上場。幻冬舎代表取締役社長として現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • シュラフ

    見城徹という男の、文壇・音楽界の友人らとの華やかな交遊録、やりたいことに対する徹底的なこだわり、がすごい。やはり伝説の編集者というべきだろう。尾崎豊、坂本龍一、中上健次、村上龍、らとの徹底的に飲んで・遊んで・話して、そこでつくりあげた人間関係がすごい。サラリーマン編集者には真似できないだろう。この人間関係をつくるうえでの見城は自身のこだわりに"これほどの努力を、他人は運という"と自負する。ただ情熱だけではない。売れる本づくりについて、独創・明解・極端・癒着、と編集にあたっての作戦づくりがきちんとある。

  • しろ

    ☆6 ただ素直に「この人すごい」と思ってしまった。なにより本づくりへの執念を感じる。真に著者と向き合い、裸で勝負している。彼のようにきっちりと体重をかけて取り組むからこそ、信頼というものが得られるのだろう。特に、尾崎豊とのつながりが激しい。お互い全力でぶつかっている。著者のうちにあるものを引き出したり、形にするのはもちろん、編集者自身が秘めるものもぶつけているからこそ読者に響くものが作れるのかもしれない。幻冬舎は彼をしっかり受け継いでいると思う。

  • ジュースの素

    見城氏のがむしゃらな「闘志」を見た本。作家と編集者の関係は面白い。特に70年代の「キャンティ」効果は大きいなぁ。 あの店から育った有名人は数知れず。 章によって内容が重複していて読みずらい箇所も。 売れる物は正しい物とは限らない、タケシやタモリだって大ファンと大嫌いが必ず同居する。 見城氏の「方法」の幾つかが理解出来た。

  • てながあしなが

    「読書という荒野」に引き続き読んだ。強烈な本でした。尾崎豊のところがとんでもない。エピソードもすさまじければ、その臨場感をパッケージに詰めることができる見城さんの文章力も見事。没入して読んでしまいました。一人の人間にここまで真摯に向き合えるのはもはや才能。幼少期のコンプレックスが、この才能を結実せしめたように思える。そして、もうこの人は普通の刺激じゃ飽き足りないんだろうな。編集者という職業にジャンキーになっている(いい意味で)と思う。

  • ace

    「やっぱり彼らは書かざるを得ない、書かなければ救われない何かを持っているんですね。書かない限りは生きていけないという……金銭的なものじゃなくて、自分が成り立たないという病気のようなものを持ってるわけです。」時代を代表する人物を編集者はどう見ていたか、第一章Soul of Authorは残酷であり圧巻である。 仕事を振り返る世代になって読むと納得しかないが、何者かになりたくて足掻く若い頃に読んでいたら、納得したのか、打ちのめされたのか、拒絶したのかはわからない。ただこの熱量が世界を変えてきたのは間違いない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items