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日本列島の自然と日本人

西野順也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806715795
ISBN 10 : 4806715794
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

緑豊かな国で、縄文の時代から現代まで、人々はさまざまな自然の恵みを活用し、時には痛めつけ、一方でその大いなる存在を敬い、畏れ、愛でてきた。万葉集に登場する数々の草花、戦や築城による森林破壊、江戸時代の園芸ブーム、信仰と自然の深いつながりが息づく年中行事など。日本人の自然観はどのように育まれていったのか。そしてそれは、どのような文化を生み出していったのか。日本人と自然の深い関わりを見つめ、これからの私たちが自然とどう向き合っていくべきかを問いかける。

目次 : 序章/ 第1章 日本の自然と風土/ 第2章 自然との共生/ 第3章 自然と信仰/ 第4章 花卉と日本人/ 第5章 近世の都市と自然/ 第6章 森林の破壊と再生/ 第7章 自然と環境問題/ 終章

【著者紹介】
西野順也 : 1954年宮城県生まれ。東北大学工学部工学研究科応用化学科博士課程後期修了。工学博士。石川島播磨重工業(株)(現在(株)IHI)に勤務後、宇部工業高等専門学校物質工学科教授を経て、帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授。専門は環境化学、環境プロセス工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Mayu

    この本で取り扱われているようなテーマは日頃から関心があって、結構本も読んだつもりでしたが、自分が全く持っていなかった新しい解釈に触れ、もったいない精神や、無常感など、いわゆる日本人固有の発想がどのような背景で育まれてきたか、自然環境をベースにとても納得できる説明を得られたと感じました。いま、疫病によって世界全体が困難な状況に置かれていますが、それ故に尚更、普段当たり前に行っている消費や、その他の経済活動の是非を考えるきっかけになったと思います。これから人類がどのように生きていくべきか、考えさせられました。

  • どろんこ

    国民性というものはその国の地理的条件によって生まれるものかもしれないと考えさせられた。

  • こばこ

    自然を重んずる日本人(縄文人)の自然観がすごい、すばらしい、そのように回帰していきましょう、という内容の本。他にはない独自な日本の自然が日本人の自然観を作った、という話はありがちではあるのだけど、日本の自然が本当に他にはない物なのか、独自性って何なのか、については語られず、土台の無い家を見ているような本でした。

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