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子どもの本懐 教育不安からの脱却 小学館新書

西郷孝彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098253708
ISBN 10 : 4098253704
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「勉強しろ」の一言は“教育虐待”だった!父親と母親の「過干渉」に大きな違いがあった。校則も定期テストもない中学校で育まれる傑出した力を、データが実証!!これからは「自分の頭で考えて行動できる子ども」が一番強い!…いま、話題の中学校に学ぶ最新教育論。AI、大学入試改革、インクルーシブ教育、非認知能力、アクティブ・ラーニング…押さえておくべき用語解説つき。

目次 : 第1章 “みんなが主役”の学校づくり(「廊下」という居場所/ 生きづらい子どもたち ほか)/ 第2章 学校の“いま”、家庭の“いま”(「同調圧力」に苦しむ子どもたち/ 校則をなくしたらいじめもなくなった ほか)/ 第3章 可能性が広がる学校の“ミライ”(必要とされる「生きる力」/ 損得勘定で動く人たち ほか)/ 第4章 親の“不安”、その先の“希望”‐親の声・子どもの気持ち―イベントアンケートからわかったこと(中学校に投じられた“一石”/ 8割の参加者が思いを綴ったアンケート ほか)

【著者紹介】
西郷孝彦 : 1954年横浜生まれ。2010年、世田谷区立桜丘中学校長に就任。2020年3月に退職

尾木直樹 : 1947年滋賀県生まれ。教育評論家、法政大学名誉教授、臨床教育研究所「虹」所長。愛称は「尾木ママ」

吉原毅 : 1955年東京都生まれ。麻布学園理事長、城南信用金庫顧問。2017年に全国組織「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」を設立、会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ムーミン

    自分で考え、行動すること。コロナ対応の中で誰もが共通して経験し、一人一人が感じたこと考えたことを活かして、皆と同じでなくてもいい、自分の考えを、子どもたちから引き出してあげたい。そこから、今年度の学校づくりを初めて行きたいと思います。

  • turtle

    評判の良かった2019年の講演会をまとめた本。 世田谷区長の保坂さんが元々教育ジャーナリストとは知りませんでした。 同調圧力という言葉が随所に出てきましたが、大人も子どももこれに苦労させられることが多いと思います。 コロナの抑止力にもなっているけれど。

  • 貧家ピー

    2019年に桜丘中学校保護者の有志が、世田谷区 桜丘中学校 前校長 西郷孝彦氏、教育評論家 尾木直樹氏、 麻布学園理事長 吉原毅氏を招いて開催した教育に関するトークイベントの内容を基に再編集した本書。大阪・隆祥館書店 トークイベントを機に読了。 10年振りに学習指導要領が改訂され、答えは一つという教育から、一つとは限らない答えを探すという教育への、大転換が図られていることを知った。自分の頭で考えて行動できる子どもを育てる。企業の人材育成にも、非認知能力の向上という観点は重要かもしれない。

  • あーちょ

    子供の生きる力を育成するためには、学校現場と家庭の両方の意識改革が必要だ。どちらか一方への押し付けではうまくいかないだろう。今はなんでも学校へ押し付けすぎている。共働き家庭が忙しいのも理解できるが、だから学校がブラック職場となるのだ。子供たちの力を信じ、真の学力につながるのか考えていくほどの、時間と心の余裕も必要なのではないか。その犠牲者が子供となってはいけない。

  • 乱読家 護る会支持!

    人は行動について管理されたり、知識の詰め込み教育を行うと、どんどんどんどん頭が悪くなる。 自分の頭で考えない、自分で状況判断しない、好奇心がわかない。 で、、、社会で「使えない大人」になる。日本社会の「使えない大人」が増えると、当然、他国との競争に負ける、、、 インクルーシブ教育については、マイノリティへの理解や、不登校、いじめなどの問題解決としてとらえる文脈が多いと思われるが、日本の活性化の視点でも、管理しない自由な教育を広めてもらいたいと思う。

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