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Ambarvalia / 旅人かへらず

西脇順三郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061963092
ISBN 10 : 4061963090
Format
Books
Publisher
Release Date
February/1995
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

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  • 燃えつきた棒

    Ambarvalia:神の過剰が内容の貧困を物語っている。神々の名もギリシャの地名も横文字も感嘆符も、決してそれを覆い隠せはしない。 旅人かへらず:西脇は戦時中筆を絶ち、以後14年間沈黙を守った。その沈黙が詩心を結晶させたのではないか。この詩は、「花は何処へいった」の無限ループや「百年の孤独」の世界を想起させてやまない。

  • Bartleby

    久々に読み返してみたらけっこう西脇順三郎の影響力の圏内にいることに気がつく。むだに感情に訴えかけてこないところがいい。それでいてイメージはみずみずしい。そしてどこまでふざけているのか判然としないところがいい。彼の詩を読んでいるといつもなぜか柑橘類の味が口の中に広がる。「(覆された宝石)のやうな朝/ 何人か戸口にて誰かとささやく/それは神の生誕の日」

  • 午後

    「汝カンシャクもちの旅人よ/汝の糞は流れて、ヒベルニヤの海/北海、アトランチス、地中海を汚した/汝は汝の村へ帰れ/郷里の崖を祝福せよ/その裸の土は汝の夜明けだ/あけびの実は汝の霊魂の如く/夏中ぶらさがつている」 「旅人」p.94

  • おもろい於間抜

    「旅人よ待てよ」で始まる「旅人かへらず」の朗読会に参加。幻影人であろうと思った。

  • NагΑ Насy

    むさし野を歩いた記憶やなにや。詩を読んでいて今はもうない風景に想いを馳せるような、帰らない旅人になったような。

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