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西脇順三郎詩集

西脇順三郎著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003113011
ISBN 10 : 4003113012
Format
Books
Publisher
Release Date
November/1991
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

萩原朔太郎やヨーロッパのシュールレアリズム運動にふれて詩人として出発した西脇順三郎(一八九四‐一九八二)は、伝統にとらわれない詩的言語の新しさで、日本の近代詩のスタイルに大きな影響を与えた。『Ambarvalia』『旅人かへらず』等から代表作を精選。

目次 : 『Ambarvalia』から/ 『あむばるわりあ』から/ 『旅人かへらず』から/ 『近代の寓話』から/ 『第三の神話』から/ 『失われた時』から/ 『豊饒の女神』から/ 『えてるにたす』から/ 『宝石の眠り』から/ 『禮記』から/ 『鹿門』から/ 『人類』から

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KI

    寂しい理由など、わかりすぎるくらいにわかってる。

  • ドン•マルロー

    言葉の宝石箱というよりは、子どものおもちゃ箱をイメージした方が似つかわしい。しかし、雑然たる様相の中に絶妙な均衡が成立し、かつ一種のグルーブ感さえ生じるような、いかにも洗練されたおもちゃ箱をだ。

  • ロビン

    西洋文化の深い教養をのぞかせながら、不思議に素朴な、どこにでもある単語を、マグリットの絵のような、新鮮な組み合わせや並べ方で配して、時に象徴主義的、時にシュールレアリスム的、時に「意識の流れ」的に詩作された、14ある西脇の詩集から編まれたアンソロジー。「宝石の眠り」とか、おおと思わせる表現が光る一方で、「あんぱんとラムネともなか」、ここまで平凡な事物を3つ並べたりしてすごいなと思った。変な気取りがあったらできない。詩論からも素朴で素直な印象を受けたが学識を衒うこともなく、永遠の庭でイメージと戯れている。

  • しろうさぎ

    一年近く枕元に置き時々ぱらぱらめくっていたが、ついに挫折。「ノーベル文学賞候補」というエピソードにスケベ心を起こした、私のような浅学な読者など完全に拒否されている。辞書をひかなければならない単語が日本語・外来語取り混ぜ頻出し、それがまた本来とかけ離れた文脈で使われるので、時間と気力を使い果たし、とても詩情を味わう境地に至らない。なんとなく直観的にわかったような気がしたのは「旅人かへらず」くらい。老後に勉強を目論んでいる英詩も、同じ羽目になるかもと落ち込む。あきらめて次へ行きます。

  • イボンヌ

    溢れる引用などで難解ですが、穏やかに感じられます。時々読み返したい。

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